ヘア&メイク長井かおりから、これまで「常識」「鉄則」としてお伝えしてきたメイクテクやコスメの選び、マスク時代を経て、変わっているんです!! たった1箇所、メイクを更新するだけで、今っぽく美しく仕上がる、メイクのコツをご紹介。今回は、短め眉編です。


vol.32
眉を少し短くすると、若々しい印象に!

 

これまで眉の高さを変える描き順を変えるなど、少しの違いで垢抜ける眉の描き方をこの連載でもご紹介してきましたが、今度は長さ編! 左写真は、生えている眉全体をいかした長めの眉。一方、右写真は眉頭をぼかした短めの眉。どちらが若々しく、そしておしゃれに見えるでしょうか?

 


短め眉は、眉尻を短くするのではなく、
眉頭をぼかせばいい!


長めの眉は、大人っぽくエレガントな印象になる一方、短め眉は目元が引き締まり、ヘルシーな印象に見せられます。ちなみに短い眉のときは少し太めに描くとバランスがいいのですが、さて、「短めに描く」と聞くと、「眉尻を短めに描き終えたらいいんでしょ!?」と思う方がほとんどかもしれません。でも眉尻を短くすると顔の余白が増えて顔が大きく見えてしまう恐れも……。そこで、お試しいただきたいのが、眉頭をぼかすことで短く見せるという方法! 実は眉頭の始点は、目頭と一直線上か、ほんの少し内側くらいがちょうどいいのですが、案外それよりも眉頭が寄っているという人も少なくありません。また、「つい眉頭が濃くなり、角張った眉になってしまう」と感じている人も多いのでは? そんな方々にこそぜひお試しいただきたいのが、眉頭をコンシーラーでぼかすという方法。眉はいつも通り眉尻まで書いてOK。最後にふわふわのブラシにとったコンシーラーで眉頭をぼかせば、眉が自然に短めにでき、かつ眉頭の「ここが眉のスタートです!」感も和らぎます。

こちらは、もともとの眉の長さを生かした「長め・細め・眉間狭め」の眉。エレガントで大人っぽい印象ですが……?
こちらは眉頭をぼかしつつ、やや太さを足した「短め・太め・眉間広め」の眉。目元が締まりつつ、眉間に抜け感が生まれ、すっきり垢抜けた印象に。また眉頭が自然なグラデーションで鼻筋へとつながり、立体感も!
 
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