清原果耶、20歳の瞳が見つめる先「楽しいも悲しいも、全部の感情を受け止めて生きていきたい」_img2

 

――翡翠は霊媒という特殊能力がありますが、清原さんご自身はどんな特殊能力がほしいですか。

私、撮影で自分の寄りのカットになると、絶対に風が吹いてしまうんですよね(笑)。寄りになると突風が吹いて髪の毛が顔にかぶっちゃってNGみたいなことが今まで結構あって。そのせいでNGって言われると周りのみなさんに申し訳なくなるので、風が止められる能力がほしいです(笑)。

 

――では、翡翠のように死者の霊を降ろすことができる人がいるとしたら、誰の霊と話がしたいですか。

ご先祖様と話がしてみたいです。普通に家族と会話するぐらいのテンションで「どんな感じ?」って聞いてみたいですね(笑)。

――どのへんの時代のご先祖様まで遡りましょうか。

どこぐらいまで行きましょうね。よく「果耶ちゃんって侍みたいだね」と言われるので、江戸時代くらいまで遡ってみたいです。それで、ご先祖様にお侍さんがいたら、ちょっとうれしいですよね。

――この作品は翡翠と香月が力を合わせて事件の謎を解いていきますが、清原さんご自身の推理力はいかほどのものでしょう。

どうでしょうか。推理物とかを見るときに、犯人は誰なんだ? みたいな見方はあんまりしなくて。謎解きのところで、やっぱりそうか、そうだよねと楽しむタイプではあります。

――では、この原作を読んだときは伏線やヒントは見破れましたか。

あんまりできなくて。読んでて、「え? 嘘でしょ? 本当に?」と思いながら読んでいました。読者としては、とても純粋な見方をする方だと思います(笑)。

清原果耶、20歳の瞳が見つめる先「楽しいも悲しいも、全部の感情を受け止めて生きていきたい」_img3

 


夜中にラーメンを食べますと言ったら止められました(笑)


――もともとはPerfumeに憧れてこの世界に入ったと聞きました。今でもよく家で歌を歌ったりしますか。

家では歌ってばっかりですね。私、趣味でギターやウクレレを弾くんですけど、休みの日はよくそのときに聴いている曲を弾き語りとかしています。

――線の細い印象ですが、ご飯とかちゃんと食べますか。

食べます。よく食べます。

――まったく見えません。

本当ですか。好きなものは何でも食べます。それこそ大変なシーンを夜まで撮影する日は、終わったあとに絶対にご褒美がほしくて。この間は、終わりが22時とか23時とかで、「このあと、絶対にラーメンを食べます」ってヘアメイクさんの前で言ったら、「ちょっと不健康だからやめてもらっていい?」と言われてしまって(笑)。そうですよね、肌とか荒れたり気にしなきゃいけないのにすみません、っていう。

――あら。じゃあラーメンは我慢できたんですか。

ラーメンは我慢しました。

――ということは他の何かを食べましたね。

冷やし中華を食べました(笑)。

――……セーフでしょうか。

ギリセーフかなと思って(笑)。油分的にラーメンじゃないから大丈夫かなと。今日、そのメイクさんと一緒だったんで言ったんです、「あの後、冷やし中華にしました」って。そしたらメイクさんも「ちょっとセーフだね」とおっしゃっていたので、良かったらしいです(笑)。