何年か前に「ミモレの寄り合い」という名のイベントを何度かやったことがあります。覚えていらっしゃる方はいますか。
「自分の力ではどうにもならない悩み、答えの出ない問題について、話し合う場所があったらいいね」
そんなふうに当時の大草直子コンセプトディレクターが提案して始まったイベントで、参加者募集のときに皆さんからお悩みを伺って、そのお悩みの種類別にグループに分かれて話すというもの。モデルの亜希さんをゲストに迎えた会もありました。
大草ディレクターの呼びかけで始まった「寄り合い」第1回目をレポート!
亜希さん「心臓の毛をもじゃもじゃに…」【第2回 寄り合いレポート】
ミモレの寄り合いで初めて語った「心を強くする方法」
レポート記事などを振り返ると、2018年12月〜2019年2月に3回にわたって寄り合っていたんですね。懐かしいなあ。
第一回イベントのお悩みテーマは「自分自身の老化や体調の変化とどう向き合うか」「これからの自分らしいファッションとは」「家族と仕事の両立」「これからの人生を自分らしく生きるにはどうしたらいいか」「40代後半からのキャリアについて」「親の介護、親との向き合い方」「家族、同僚、近所づきあいでのコミュニケーション」の7つ。
そのときのことで、はっきり覚えているのは「自分自身の老化や体調の変化」についてこんなにも悩んでいる人がいるんだなと感じたことです。当時、私は42歳。体型変化は感じていたものの、今思うとそれはまだ深刻なものではなく、その読者の皆さんの辛さが十分に理解できていなかったのかもしれません。
「見た目の変化が辛いんです⋯⋯ 」とおっしゃる読者の方の言葉。46歳になった今なら、その意味と重みを本当の意味で理解できます。いやー、45歳からの変化の激しさを考えると、アラフォーまでの変化はチョロかった。あくまで個人の感想ですが。あのときに戻って、グループの皆さんと全力でハグしたい。
髪質・毛量、ほうれい線・マリオネットライン、おでこや首の細かいシワ、目は小さく、鼻は丸く、面白いくらい日々変化を感じています。「着比べ隊」などの企画で自分の写真を見るときに特に。「うう、一枚も選べない」と思うときも正直あります。撮影がなければ、なるべく見ないようにしてやり過ごしちゃったかもしれないですが、そうもいかない。
「変化」は仕方ないです。自然現象ですし。決して自分を責めることでもありません。ただ「対処法」や「工夫」は必要だなと感じるようになりました。
ここからはヤーマンさんからお借りした「撮影前お助け3点セット」のお話です。私が勝手にそう名付けたのですが、ヘアメイクさんがいるわけでない私たちにとってはかなり助かるアイテムで。編集部の備品にしたいと思ったくらいです。
まずはリフトドライヤー。ヤーマンの美顔器のノウハウをドライヤーに搭載した凄い商品で、スキンケアが終わったらドライヤーにリフトヘッドをつけて、FACEモードで口元や頬などにあてて表情筋を鍛えます。美顔器に使われている浸透波形で、美容成分の浸透力も高まるうえ、エステサロンでも使われている赤色LEDのフォトケアもできるんです。
その後SCARPモードで頭皮もマッサージ、同じく美容成分を浸透させてフォトケアも。
最後はリフトヘッドを取ってHAIRモードに。約60度の低温設計で大風量の風で根本をふんわり、髪を傷めずあっという間に乾かします。
スキンケアから、頭皮ケア、ドライヤーまでワンストップで出来てしまうのって助かりますよね。時間がないなかで、たくさんの機器を使いこなすのは実際大なかなか難しいので。
ヤーマン公式Youtubeより
ヘアサロンでよくある超音波トリートメントを自宅で受けられる「シャインプロ」は、髪のうねりを抑えて、まとまりを出したいときの集中ケアにぴったり。1MHz(1秒間に約100万回振動!)の超音波、温かいヒーター、赤色LEDで、トリートメントをぐんぐん浸透させていきます。これをやっておくと翌日の髪に自信を持てます。
ヤーマン公式Youtubeより
3つ目は8月に出たばかりの「スムースアイロンフォトイオン」。髪を傷める心配がなく、毎日使いたくなるヘアアイロンです。
こちらも美顔器の浸透技術を搭載しており、プレート表面温度を細かく管理できること、髪を潰さないプレート、水分が瞬時に蒸発することによるキューティクルのダメージを防ぐ形状など、とにかく髪を傷めない配慮がたくさんなので、安心して使えるんですよね。
一回のプレスで仕上がるので、何回も髪の上を滑らせる必要がないのも嬉しいです。ヘアアイロンてこんなに進化してたのか! と思いました。
いろいろやってみて気づいたんですが、なんか楽しいんですよね。効果が感じられるので、そのたびに「おお!」という感動が。
悩みに重い・軽いはなくて、人それぞれだと思います。「見た目の変化」だって、人によってはキツイ悩みですよね。でも、その「対処法」や「アイデア」を誰かに教えてもらったり、逆に誰かにシェアする楽しさも一方であります。3人集まって、誰かが口火を切るともう話が止まらなくなったりして(笑)。
ミモレはこうしてオープンにカッコつけることなく悩みを言ってしまえる場なのがいいですね。見た目の若さを競い合うのとはまったく別。これからも編集部と読者の皆さんで、むしろこの「変化」を面白がっていけたらと思っています。
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