「白髪染めトリートメント」を使った予想外の効果感。髪の色、注意点、おすすめの使い方とは?_img0
 

ここ数年、一気に注目度が高まる「白髪染めトリートメント」。きちんと染まる? 色持ちは? 髪色が濁らない? など実際のところどうなのでしょうか。ヘアライターが、数日間試してわかった率直な感想をリポートします!

 

繰り返しの白髪染めで漠然と不安が募りだした!


45歳を過ぎて、一気に白髪の本数が増加してきた髪。以前は、3ヵ月に1回程度のカラーだったのが、今では1ヵ月もしないうちに髪色が褪色して根元が気になりはじめ、結局、月に一度の間隔で染めることに……。

そんな日々を数年過ごすと、やはり気になるのが繰り返しの白髪染めによる頭皮と髪のダメージです。「髪が細くなったのはカラーリングしているから?」「生え際が薄くなったのは繰り返す白髪染めのせい?」など、単なる加齢が原因と思えることまで、白髪染めに原因があると思っていました。

そこで、私が白髪染めの選択肢として新たに追加したのが、ホーム用の白髪染めトリートメント。最近ではその数も一気に増え出し、注目度がグンと高まっています。
 

白髪染めトリートメントは、白髪染めヘアカラーとなにが違うの?


白髪染めカラーは「永久染毛剤」と呼ばれ、白髪の髪内部に色素が入り込むことで染めた髪色を美しくキープします。このプロセスに必要な薬剤や成分は、キューティクルにダメージを与えやすいと言われます(ただし多くのサロンでは、これらを軽減する選択肢が用意されています)。

一方、白髪染めトリートメントは、髪内部に色素は入り込まず、表面だけに色をのせるのが特徴。ダメージの原因となるジアミン系酸化染料も不使用なので、トリートメントで髪をケアしながら白髪をカバーできます。ただし、一般的には薄染まりの仕上がりで、使用をやめると数日で元に戻ってしまうことも。

 
  • 1
  • 2