「シルバニアファミリー」は、さまざまな動物のファミリーが、緑豊かな森の中、夢あふれる村で暮らす様子を再現したドールハウス玩具。子どもの頃、夢中になった人も多いのではないでしょうか?

動物のお人形だけでなく、ミニチュアサイズのおうちや家具、人形に着せるお洋服など、細やかでかわいらしいつくりに、きゅんとしてしまいます。

シルバニアファミリーの定番キャラクターといえば、ショコラウサギ。ショコラウサギの女の子フレアと妹のクレム(『シルバニアファミリー いつもそばにいるよ』より)

実はいま、大人女子のあいだでシルバニアファミリーが大きな人気を集めています。この記事では、人気の理由をエポック社さんに取材、新作の写真絵本『シルバニアファミリー いつもそばにいるよ』とともにご紹介します♪

 

赤ちゃん&パステルカラーのシリーズが大人気!


ーーなぜいま、大人のあいだでシルバニアファミリーが人気なのでしょうか。

「シルバニアファミリーは、1985年に発売されました。対象年齢は3歳以上、コアターゲットは6歳ですが、近年は多くの大人の方にも楽しんでいただけています。昔シルバニアファミリーで遊んでいた、もしくは遊びたかった方が大人になってもう一度手に取ってくださったり、お子さまと一緒に楽しんでくださっているようです。

大人の方の楽しみ方はさまざまですね。世界観をつくりこんで写真を撮り、SNSにアップしてくださる方もいらっしゃいますし、ご自宅や職場に飾って、お気に入りの子と一緒に過ごしてくださる方もいらっしゃいます。

コレクション性も高いのでたくさん集めて、写真を撮ったり、一緒にお出かけしたりと、色々な形で癒されながら、シルバニアファミリーとの時間を過ごしてくださっています」

ーー最近、特に売れている商品などはありますか。

「定番の『赤い屋根シリーズ』は不動の人気ですが、近年のトレンドとして赤ちゃんの人形がブームになっています。赤ちゃんを集めて並べるだけで、そのかわいさにときめいて、すごく癒されると思います」

公式アンバサダー、aquaさんが撮影した3匹の赤ちゃん。人形はお座りできる仕様に。

「また、赤ちゃん人形の人気にともなって、ゆめいろでかわいいやさしいカラーリングの『ゆうえんち』シリーズや、2022年4月に発売した『マーメイドキャッスル』が好調です」

海がテーマのゆうえんちと、3にんの赤ちゃんたちのセット。マーメイドキャッスルやアクアゴーラウンド、くらげのブランコなど、赤ちゃん人形などで遊べる乗り物がたくさん!(シルバニアファミリー公式ウェブサイトより)

ーー子どもから大人まで、多くの人の心を魅了するシルバニアファミリー。長く愛され続ける秘訣は、どこにあるのでしょう。

「35年以上にわたり商品を展開するなかで、世界観とモノづくりへの情熱は最も大切にしていることです。動物たちが自然豊かな森のなかで、家族や友だちと愛にあふれた幸せな暮らしをするという世界観は、発売当初から変わりません。

また、大人の目にも納得の、子供だましではない作りこみの細かさや繊細なデザインの美しさは、年齢や性別、そして国境を越えて評価されている所以ではないでしょうか」
 

初心者でもはじめられる! シルバニア活動のすすめ


そろそろ、シルバニアファミリーと遊びたくて、ウズウズしてきたのではないでしょうか。ここからは、久しぶりにシルバニアファミリーで遊ぶ人や初めて手に入れる人でも気軽にはじめられる遊び方を、「シルバニアファミリー公式アンバサダー」のお二人に伺いました。

① ただただ、眺めて癒される。

aoさんが撮影した、ポニーの女の子と小物。

「大人になってから、癒しの効果に気づいた」と話すのは、公式アンバサダーのaoさん。子どものときからミニチュアやフィギュアが大好きなaoさんは、シルバニアのドールだけでなく、精巧につくられた小物にも魅力を感じているのだそう。

シンプルな背景にドールと小物を並べているだけなのに、色のトーンがナチュラルに揃えられるから、簡単におしゃれな雰囲気ができあがり、見ているだけでうっとりしてしまいます。
 

② それぞれの人形が持つ「設定」を楽しむ。

aoさんが撮影したヤギファミリー。シルバニアファミリー公式サイトでは、姉妹のほっこりしたストーリーを読むことができます。

シルバニアファミリーには、どのキャラクターにもストーリーや役割などが細かく決められています。たとえばヤギファミリーのお父さんの職業は、村の郵便屋さん。娘(赤ちゃん)のジェニーはお父さんに憧れて、お母さんに作ってもらった同じお洋服をきているんだそう。

ひとりひとりのストーリーを知ることで、より一層、シルバニアファミリーの世界観を味わうことができます。ストーリーから、お気に入りのキャラクターを探すのも楽しいかもしれません。
 

③ ミニチュアのガチャおもちゃと組み合わせてみる。

トーストされたパンのうさぎ耳お布団で寝る、ショコラウサギのフレア。aoさん撮影。

自分の好きなガチャおもちゃと、シルバニアファミリーの人形を組み合わせて、あなただけのストーリーや世界観をつくってみては?フレアが寝ているウサギのお布団は、aoさんがガチャガチャでゲットしたのだそう。

「『フレアちゃんを入れて写真を撮りたい!』という私の心が通じたのか、一発でウサギのお布団をゲットできました」と話すaoさん。シルバニアファミリーのことになると、娘さんよりもテンションが上がってしまうこともあるのだとか。

最近のガチャガチャでは、ミニチュア家具や小物の種類が豊富。おもちゃに合わせて、オリジナルの性格や設定を決めても楽しいかもしれません。
 

④ 上級者編:物語性のある写真を撮りたいなら、目線を意識。

aquaさんが撮影した、みるくウサギの家族。話し声が聞こえてきそうです。

aquaさんの撮ったお風呂の写真は、みるくウサギの家族が生き生きとしています。理由は、ドールの目線に気をつけているから。人形同士の目線を合わせたり、誰かに視線を送ったりすることで、キャラクターの気持ちを表現できるのだと言います。

さらに、瞳にライトをあててキャッチライトをつくると、より「生きている」感が増すのだとか。ストーリー性のある写真を撮りたい人は、ぜひ挑戦してみてくださいね。
 

大人のシルバニア遊びは自由度が高かった


子どもの頃に夢中になって遊んでいたシルバニアファミリー。「自然・家族・愛」というコンセプトを長年守り続けていることで、大人の心をも夢中にさせることがわかりました。近年の「Forever Your Family」というメッセージには、子どもたちの心にも、大人のファンの方にも大切な存在になってほしいという願いが込められています。

シルバニアファミリーの楽しみ方はあなた次第! 旅に連れて行くもよし、デスクに潜ませるにもよし、世界をつくり込んで撮影するもよし。自分なりの「シルバニア活動」をみつけて、とことん癒されましょう。
 

#シルバニアファミリーいつもそばにいるよ
写真投稿キャンペーンが12月1日からスタート!


11月28日に発売されたシルバニアファミリー初の写真絵本『シルバニアファミリーいつもそばにいるよ』。愛らしい写真にシルバニア村の仲間たちの言葉を添えた、やさしさにあふれたフォトブックです。

 

発売を記念して、講談社とエポック社で #シルバニアファミリーいつもそばにいるよInstagram投稿キャンペーンを開催します。
あなたが撮影したシルバニアファミリーのとっておきのかわいい写真を「#シルバニアファミリーいつもそばにいるよ」ハッシュタグをつけてInstagram に投稿してください。
特にすてきな作品はWEB サイト「講談社コクリコ」で紹介&プレゼントをお送りします。

◆エポック社賞
【優秀賞】
フレンチブルドッグファミリー:1 名様
シバイヌファミリー:1 名様
【特別賞】
赤ちゃんペアセット(アイスクリーム):3 名様

◆講談社賞
講談社コクリコオリジナル図書カード 3000円分

応募期間:2022年12月1日〜2023年1月31日
※当選のご連絡は2023年2月中旬を予定しております。

【応募方法】
① コクリコInstagram アカウント(@cocreco_official)とシルバニアファミリー公式Instagram アカウント(@sylvanianfamilies_jp)の2つをフォロー
② 撮影したシルバニアファミリーの写真にハッシュタグ「#シルバニアファミリーいつもそばにいるよ」をキャプションにつけて投稿!
作品にまつわるストーリーがあればぜひ記載してください。

応募の条件や詳細については、フェアページをご覧ください。

写真集には小道具や衣装のヒントもいっぱいです。写真のテーマは自由、投稿は何度でもOKなので、ぜひオリジナルの #シルバニアファミリーいつもそばにいるよ 画像を投稿してくださいね
たくさんの投稿をお待ちしています!

 

無料試し読みをチェック!
▼横にスワイプしてください▼(実際の絵本は左開きです)

『シルバニアファミリーいつもそばにいるよ』
エポック社 (監修)

1985年にエポック社からうまれた、さまざまな動物のファミリーが夢あふれる村で暮らす様子を再現したドールハウス玩具「シルバニアファミリー」。2020年に35周年を迎え、世界70ヵ国以上で注目を集めているシルバニアファミリーの、親子で楽しめる写真絵本が発売になりました。シルバニア村の美しい風景写真といっしょに、家族や友だちに対する思いやりあふれるお人形たちのやさしい言葉に癒やされます。まるでシルバニア村にいるような、ほっとした心穏やかな気持ちになれる一冊です。


文/山口真央