冷凍うどんは手軽に購入できて、5食入りでも値段は数百円とリーズナブル。しかもコシの強さや、もっちもちの食感は脱帽もの。賞味期限の長い冷凍品なので保存がラク、電子レンジでも調理できる使い勝手の良さも人気です。

今回は、「おいしくできる」と評判のアレンジレシピを『かんたん年金家計ノート2023』の料理研究家・上田淳子さんの特集から紹介します。

 

主役は冷凍うどん

 

今回は、個包装された状態で電子レンジで加熱できる商品を利用。メーカーにより、加熱時間が違ったり、袋を外して解凍する商品もあるので、必ずパッケージに記載された解凍方法で調理しましょう。
 

プラスワンに薬味やうまみ食材を加えるだけでおいしさアップ!


味に差が出るのは仕上げの薬味。手持ちの材料をどれか1種類でも使えば確実においしくなります。

 

主な薬味は、青のり粉、長ねぎの小口切り、万能ねぎの小口切り、青じその細切り、おろししょうが、しょうがのみじん切り、みょうがの小口切り、すり白ごまなど。

 

もうひと味加えたいときにおすすめなのが、うまみ食材。揚げ玉、別名天かす(写真上)は、油で揚げた天ぷらの衣の香ばしさとこくがあり、加えるだけでおいしさアップ。スーパーや町の総菜屋などで購入可能です。

粉チーズ(写真下)も、うまみの宝庫。もうひと味ほしいときや洋風味にしたいときなど、具材と炒めたり、仕上がりにふりかけたりすると、より濃厚な味に。
 

【レシピ1】かにかまぶっかけうどん

 

 材料(1人分)
冷凍うどん……1玉(200g)
かにかま……4本(30g)
青じそ……3枚
みょうが……1本
かけつゆ(めんつゆ3倍濃縮)……大さじ1と1/2
水……大さじ3
いりごま……小さじ1弱

 作り方 
① うどんは個包装のまま電子レンジで3分30秒加熱。袋から出して冷水で冷やし、水けをきって器に盛る。

② かにかまはざっとほぐす。青じそは細切りに、みょうがは小口切りにする。

③ ①に②をのせてかけつゆをよく混ぜてかけ、仕上げにごまを散らす。

メモ● 薬味は万能ねぎ、おろししょうが、しょうがの甘酢漬け、もみのり、貝割れ菜などを好みで取り合わせても。
 

 

 
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