モデルとして、テレビ出演やラジオパーソナリティとしても活躍中の浜島直子さん、愛称“はまじ”。彼女がファッション、ビューティ、ライフスタイル、さまざまなジャンルで新しい自分を発見していく連載です。
12月、そして年が明けて1月は、クリスマスや大晦日、お正月とイベント事が多いシーズン。そんなときはいつもより特別な雰囲気のフラワーアレンジメントで彩りたくなりますよね。とはいえ、いつもよりも忙しい時期に難しいことはできない……。そんな声にもしっかり応える、テクニックいらずで簡単なのにおしゃれに見えるフラワーアレンジメントを教えてもらいます。先生はモデルはまじとも長年親交がある、お花屋さん「てん.」の渡邉なおこさんです。
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季節感を演出する要は「グリーン、枝もの」です
はまじ:私もそうだし、ミモレの読者の方もお花を飾るのが好きな人は多いと思うの。ただクリスマスとかイベントのためにちょっと凝ったことをしようと思うと途端に難しく感じちゃって……。テクニックがなくても簡単にできるフラワーアレンジメントを教えて欲しいんだ。
渡邉:冬はお花の持ちがよくて長く楽しめるから飾りどき。24時間暖房をつけっぱなしにしているとか、直接暖房の風が当たる場所に置くとかしなければ、今からクリスマスまでなら充分持ちますよ。簡単に作るコツは「こだわりすぎない」こと。たとえば「クリスマスだからグリーンはもみの木じゃないと」と思われるかもしれないけれど、意外にもみの木がお花屋さんにないことも結構あって。それよりは、クリスマスっぽく、冬っぽく見えるものでOKくらいの軽い気持ちで作るのがおすすめです。
はまじ:なるほど! せっかくお花で癒やされたいのに、変に限定したり決めつけすぎてストレスになったら本末転倒だもんね。早速だけど、クリスマスっぽく見せるコツってどんなところなの?
渡邉:クリスマスに限ったことじゃないんだけど、フラワーアレンジで季節感の演出する要は「グリーン」や「枝もの」なの。たとえばウールが毛羽だったように見えて温かみを感じるヒムロスギ、雪が積もっているように見える白っぽいユーカリなどが入るだけでぐっと冬っぽい雰囲気になるし、瑞々しいグリーンがあると夏っぽくなる。グリーンで季節感を出せば、あとはどんなお花を組み合わせても、その季節らしくなるよ。
はまじ:そうなんだ! フラワーアレンジメントにグリーンや枝ものを入れるのって、そういう役割もあったんだね。
渡邉:もうひとつ簡単にアレンジするポイントを上げるとしたら、花瓶じゃなくてお皿に飾ることかな。特に大きな花瓶に飾ろうと思うと、花瓶に対してお花はどれくらいの長さで切ったらいいか悩むという声も聞くから。悩むくらいなら長さにこだわらなくていい平皿にアレンジするのがおすすめです。
はまじ:鉢とかボウルとか深さのあるものじゃなくて平皿!?
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