現在、日本で不妊治療を受けている人や、受けたことがある人は夫婦全体の約5.5組に1組といわれ、生殖補助医療によって誕生した子どもは約14.3人に1人にものぼっています。不妊治療によって念願の子どもを授かった人もいれば、治療が思うように進まず、苦しい思いを抱えている人もいます。最先端医療の一つである不妊治療は、人々に何をもたらしているのでしょうか? 作家・谷村志穂さんは最新作『過怠』(光文社)で、不妊治療をテーマに選びました。なぜ、不妊治療を描こうと思ったのか、執筆を通して何を感じたのかなど、お話をお伺いしました。

「不妊治療を書けたのは今だから」作家・谷村志穂が語る理由。〜望みどおりでなくとも道はある〜_img0
 
 
 


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