2022年も残すところ約1週間。今年もお菓子缶につぎ込んだ1年となりました。古今東西さまざまなお菓子缶を愛でてきましたが、そんな中、見た目だけでなく中身も確実においしいお菓子缶を今年の〆としてご紹介させていただきます。
ギフト使いとしてはもちろん、頑張った自分へのご褒美としてもお使いいただければ、缶マニアとしてこれほどうれしいことはありません。
2022年いちばんの“おいしさの衝撃”!
東京・学芸大学の中央中通り商店街にある、アンティークに囲まれたお店である「あか」。メイン商品はいちご大福なのですが、この「akasand(アカサンド)」のおいしさは2022年いちばんの衝撃でした。
しっとりとした口あたりなめらかなクッキーに、“ねっちり”とした濃厚ないちごジャム。しかしまったくくどくなく、あくまでもやさしい味わいで、1度食べるといつまでも食べてしまう魔性のおいしさ。
いちごジャムを使ったクッキーは数多くあれど、ここまでおいしいクッキーが今まであったでしょうか。これぞ求めていたいちごジャムクッキーの理想形。何しろやさしい味わいなので、コーヒー、紅茶はもちろん、緑茶やほうじ茶にも合うんです。ぜひ、今年頑張った自分へのギフトにしていただきたい!
缶マニアたちが改めて熱い視線を送る、“フレデリック・カッセル”
フランスの古都、フォンテーヌブローにアトリエを構える「フレデリック・カッセル」。以前よりクッキー缶はありましたが、シルバーの缶に紙のエチケットが貼られたものでした。
そのため、食べ終わったあとのお菓子缶を永遠に手元に置いておきたいマニアの間では、缶そのものにプリントが施されたお菓子缶にならないものかとずっと待ち望んでいたのです。それが満を持して登場。缶そのものに美しいプリントが施されたものになったのです。
「フレデリック・カッセル」のお菓子は、
「ボワット・グルマン」(写真左)はサブレ・ブルトンやパルミエなど、バターの味わいをたっぷり味わえる焼き菓子を全10種類詰め合わせ。
「ボワット ア ビスキュイ」(写真・右)は、サクサクのビスキュイの上に、酸味と苦みのバランスが絶妙なダークチョコレートをのせた「Louis(ルイ)」と、やわらかな甘みのミルクチョコレートをのせた「Jules(ジュール)」の2種類が入っています。上のチョコレートの厚みもたっぷりとあり、大満足。
お菓子缶研究家が選ぶ2022年ベストリストを一挙公開!
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