片づけを行う時に“ときめくかどうか”の基準で残すモノを決める「こんまり®︎メソッド」を編み出し、片づけによって人生が変わることを伝え続けているこんまりこと近藤麻理恵さん。こんまり®︎流片づけのコツを伝授するWEBマガジン「片づけの学校」では、人生を上向きにする片づけ方法があらゆる角度から紹介されています。本連載【こんまり®流・片づけ術】ではその内容を抜粋してお届けしていますが、そろそろ大掃除の時期ということで、“こんまりさんが考える年末の片づけ”を2回にわたってご紹介。今回はその後編です。

【こんまり®流・片づけ術】「年末の駆け込み大掃除」整えるべきは家の中の3つの場所_img0
©︎KonMari Media Inc.

目次
・こんまりさんは片づけの時に家の「ツボ」を気にしていた!?

・玄関・中心・水まわりが家の「ツボ」

・良い運気が入るか否かの鍵は綺麗な玄関?

・家の中心を片づける

 


こんまりさんは片づけの時に家の「ツボ」を気にしていた!?


前回の記事では、大掃除を始める前の片づけについてご紹介しました。今回は、時間がない方にぜひ実践していただきたい、ポイントを押さえた「こんまり流駆け込み年末お片づけ」です。

家じゅうくまなく片づけをしているこんまりさんですが、実は気にしている家の「ツボ」があります。それは、鍼灸師で東洋医学の研究者だったお祖父さんの影響を受けているからだそう。昔から「ツボ」や「巡り」といったキーワードが身近にあり、片づけをする際にも常に「そこを綺麗にするだけで家じゅうの空気の巡りが良くなるツボ」を気にしてきました。では、そのツボとは一体どこなのでしょうか。
 

玄関・中心・水まわりが家の「ツボ」

【こんまり®流・片づけ術】「年末の駆け込み大掃除」整えるべきは家の中の3つの場所_img1
写真:Shutterstock

それは「玄関」「中心」「水まわり」の3つです。これは巷でよく言われていることなのでご存じの方も多いかもしれませんが、大晦日までとにかく時間がない…! という方は、せめてこの3つをこんまりメソッドで整えていきましょう。

順不同になりますが、まずは一番分かりやすい水まわりから。トイレやキッチン、洗面所などの水まわりは、汚れもつきやすく、生活感が出やすい部分です。こまめに掃除をしたい所ですが、モノが置かれているとそれだけで億劫になってしまうもの。そこでこの際何もなくしてしまうぐらいの勢いで、スッキリさせてみてください。すると日々の掃除が驚くほど楽になり、掃除をする感覚すらなくなってしまいます。

キッチンの片づけはこちらの記事でも紹介しているので参考にてしみてくださいね。

 
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