物を作る現場が好きだけど、自分はあくまで裏方でいたい。編集者になる人には元来そんな人が多い気がするのですが、昨今は、なかなかそれが許されず。
特にウェブ媒体であるmi-molletでは、全員が顔と名前を出して執筆、さらにファッションや美容の記事にも出演するという……。

「mi-molletに異動したいけど、サイトに出なきゃいけなくなるのがちょっと……」という人が社内にいると聞いたことも何度かあります。ですよね。すごく分かります。

mi-mollet STOREがスタートしてからは、着比べ企画が増えて編集部総動員で出演することに。

VASICの4WAYバッグを編集部で着比べ隊!

「アルディーノアール」のタックフレアスカートを編集部で着比べ隊!
 


撮影がある日は、前日までにコーディネートを5体ぐらい組んで、その日撮影する人とアイテムがかぶらないように、Slackでやり取りしています。忙しいことを理由にこれを怠ると、見事にかぶったりします。

松崎と私のカラーパンツかぶりの回はこちらです(笑)。
↓↓
スローン×ミモレ別注「ダブルフェイスニット」を編集部で着比べ隊!

mi-mollet STORE記より。ちょっと表情が怖いですよね。大丈夫でしょうか。だんだん自分では分からなくなってきました(汗)。

朝からIKEAの大きな袋を2~3持って出かける姿はかなり怪しげです。ある人は、服やバッグが入る大きな袋がなくて、透明な四角い布団袋に荷物を入れて出社していました。

この場所は講談社の本館と高層棟を結ぶ通路なので、社員がたくさん通行します。かなり恥ずかしいですが、それにもだんだん慣れてしまった自分が怖い……。
こんなふうにベッドの上でコーディネートを組んで撮影して、事前に担当者と同じ記事に出演する編集部のメンバーに送っています。ファッション班の幸山さんは、私のワードローブを完全に把握していて、「あれとこれを持ってきてください」と指示してくれます。

ファッションのタイアップ記事も含めると、今年はたくさん撮影した1年でした。大変ではあるのですが、自分の体型や顔の変化に気づいたり(泣)、忘れかけていた服や靴を発見したり(嬉)、自分のファッションのスタイルや見え方について考える機会にはなります。

何より、普通の身長・体型の私たちが着用することで、ちょっとでも参考になればと思っていますので、何卒温かい目で見守っていただければ幸いです……。

こういうファッション企画をやってほしい、などご要望がありましたらぜひ教えてくださいね。対応できる範囲で頑張ります!

 

 

 

前回記事「元気な道に橋をかける」>>