ミモレ読者の皆様の投票によって、今年のコスメNo.1が決まる「ミモレビューティアワーズ2022秋冬」。全8部門の1位を発表するインスタライブが11月17日にありました。

連載でもおなじみのヘア&メイクアップアーティスト長井かおりさんにご出演いただき、「ファンデーション」「アイシャドウ」「リップ」「ネイル」各部門で1位を受賞したコスメをご紹介。その後、僭越ながら私が(40代リアルミモレ世代ということで)モデルになってメイクのデモンストレーションをしていただきました。
40代半ばになって全体的にぼんやりしてきた私の顔が、簡単なテクニックでメリハリのある仕上がりに! 今回は、中でも反響が大きかった「アイメイク」をおさらいしてみることにしました。長井さんに教えてもらったポイントとともにレポートします。

記事の最後にインスタライブのリンクも貼ってあります。長井さんによるプロのテクニック、見ていただくと一目瞭然なのでぜひご覧ください。

 

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メイクのテーマは「令和版 ベージュ・ブラウンメイク」!

「今回受賞したコスメはベージュ・ブラウン系の使いやすくて安心できるアイテムが戻ってきましたね。でも、質感や発色などの技術はしっかり進化しているから昭和ではなく“令和版”のメイクになれるんです」と長井さん。
ということで、メイクのテーマも「令和版 ベージュ・ブラウンメイク」に。おさらいメイクで使用したアイテムはこちら。

(奥)ルナソル アイカラーレーション15 ¥6820、(手前)セザンヌ ジェルアイライナー70 グレージュ ¥550  ルナソルのアイシャドウは昨年、限定品として発売したところ、あまりの人気だったために今年定番商品として発売することになったという逸話が。様々な媒体でベストコスメを受賞するほどヒットしました。セザンヌのアイライナーは今年長井さんがどハマりした激推しアイテムです。アイライナー部門は今回は無かったのですが、ライブではおすすめアイテムとして使用しました。

おさらいメイク前の「ぼやけ顔」

40歳を過ぎてからは顔が全体的に大きく、ぼんやりしてきました……。

ファンデーション、アイブロウ、マスカラ(上まつげのみ)、リップまでは済ませています。ここから追加するのは、
・アイシャドウ
・アイライナー
・マスカラ(下まつげ)
の3ヵ所です。

まぶたに暗めの色を入れて彫り深に

まずはアイシャドウ。パレットの下2つの色を使います。「右下の濃いめの茶色をまぶたに塗ると重すぎるんじゃないの?」と思われそうですが、そこは令和版アイシャドウ。質感や透け感も進化してきれいに発色するのでご安心を。左下の色を混ぜることで華やかさもプラスされます。「大人になると顔がぼやけてくるから、アイホールに華やかな影色を入れ彫り深にして目の印象をぐっと強めるのがおすすめ」だそう。


手の甲で混ぜたら、指でとって上まぶたに塗る

 

上まぶたは指で塗るのがおすすめだそう。
「何でですか?」
「早いから(笑)!」

下まぶたは付属のチップを使うと塗りやすい

付属のチップで下の2色をまぜて、下まぶたに。クマに見えそうですが、華やかさをプラスした影色なので大丈夫。下まぶたにはくすみカラーを塗ったほうが、目元が引き締まり、顔の下半分もコンパクトに見えるのだそうです。長井さんの連載でもご紹介したテクニックなので、合わせてチェックしてみて下さいね。

明るめの色はハイライトとして

明るめのAとBはハイライトがわりに使います。長井さんの教えの通りにすると、パレットがまんべんなく使えるのでいいですね。
 

目頭にAを指でちょんちょんとのせ、目尻にはBをやや広めに塗ります。


アイライナーは黒ではなく「グレージュ」が令和式!

 

目尻側にちょっと長めにひきます。さらに下まぶたの目尻側のキワにもアイライナーを。「グレージュはおしゃれな陰影になるしちゃんと目元が締まるんです。ぜひ1本持っていて」(長井さん)
最後に、下まつ毛にもマスカラをプラス。マスカラはまたブラックが戻ってきているとのこと。「下まぶたにもマスカラを塗ると顔が引き締まって見えるので、大人世代のメイクでは特にやってほしい!」(長井さん)

 
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