自宅の大掃除や断捨離をしようと考えている方も多い年末年始。クローゼットの見直しにも最適なタイミングです。そこで今回は、ミモレの連載「断捨離で見えた私と服の新しい関係」も大人気のファッションエディター昼田祥子さんに、理想のクローゼットの作り方をうかがいました。
ミニマルな私服コーディネートも大人気のファッションエディターの昼田祥子さん。何気なく始めたクローゼットの断捨離をきっかけに、洋服に対する向き合い方、人生そのものにも大きく変化があったそう。2020年には山形に移住し、東京と山形を行き来するライフスタイルに。
今年の秋に大きい断捨離をしたという昼田さんの最新クローゼットがこちら。以前は300枚近くあったシャツも、断捨離を繰り返し今では4枚に。パンツ4本にアウター、畳みのニット類を含めても全部で20着程度になっているそう。超1軍だけのクローゼット、見ているだけで心も整いそうです……!
昼田さん流・理想のクローゼットを作る3ステップとは?
昼田さんのようなスッキリとしたクローゼットに憧れる方も多いはず。これは、ただ量を減らすのではなく、服を通して自分の気持ちと向き合ってきたからこそたどり着いたのだそう。そんな昼田さん流の理想のクローゼットの作り方と、年末年始に気軽にできるTIPSもご紹介します。
ステップ①
理想のクローゼットをイメージする
「今の状況はひとまず置いておいて、まずは自分がワクワクするクローゼットについて考えてみてください。たとえば、
・今よりすっきりさせたい、ミニマルなクローゼットにしたい
・「Sex and the City」のキャリーみたいなクローゼットに憧れる
・お店のディスプレイみたいにスタイリッシュにしたい
・メンズっぽくまとめたい
・ピンクに囲まれたい
などなど……夢を描くのはタダなんで(笑)何だってOK。ピンタレストで画像を検索して、理想のクローゼットをチェックしていきます。どんなクローゼットにしたいのかが可視化できると、その後のお片付けがスムーズになるんですよ」(昼田さん)
ステップ②
2年以上着ていない服は手放す
「2年近く着ていないものはその後着る機会はほとんどないと思うので、私が手放す目安は2年。シーズン問わず、靴やバッグも含めてチェックしていきます。
最初は手放しやすい、と思えるアイテムから始めるのがおすすめ。私の場合は、ヒールはもう履かない……、など明確な理由がある靴が一番手放しやすかったんですが、人それぞれ手放しやすいアイテムがあるはず。
手放したいかどうか、良く分からないときは、“今日で最後!”と思って着てみる。やっぱりいい服! となるか、もういいや……と思うのか。着たときにどんな気持ちになるのか、必ず“体感”を使って判断します」(昼田さん)
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