モデルとして、テレビ出演やラジオパーソナリティとしても活躍中の浜島直子さん、愛称“はまじ”。彼女がファッション、ビューティ、ライフスタイル、さまざまなジャンルで新しい自分を発見していく連載です。

 

関連記事
変なプライドがなくなって、失敗談もかっこ悪いことも面白く書いてやろうと思えるようになった【モデルはまじ】>>

40代後半でやっとわかった「仕事が趣味」の本当の意味【モデルはまじの仕事論】>>

2022年の目標「家中の引き出しを整理する」を達成できなかったけれど……

「2023年は毎日スクワットする」目標は大きくなくていいと気づいた理由【モデルはまじ】_img0
ニット¥26400/セント ジェームス(セント ジェームス代官山店) スカート¥17600/ソージュ(ソージュ オンラインストア)

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

この連載も180回を超えました! これも読んでくださっている皆さんのおかげ! 本当にありがとうございます。これからもどうぞよろしくお願いします。

昨年の年始めの連載では「普段使いしたいジュエリー」を、一昨年は「新名品のトレンチコート」をご紹介していました。今年はというと……、新年らしく2023年の目標について、お話しようと思います。

皆さんは新年に一年の目標を立てますか? 私は考えるけれど、ほとんど達成できたことがありません。昨年は「家中の引き出しを整理する」ことを目標にしました。見えないところまでちゃんと片付いているなんて素敵! と思ったものの一年間で片づけた引き出しはたったふたつだけ(笑)。

新年早々は張り切って取り掛かったのですが、いろいろ忙しくなってくると、引き出しの優先順位はどんどん下がってしまって。引き出しが片付いていなくても困らないけれど、日々の洗濯や食事作り、仕事のメールの返信、子どもの学校の準備など、しないわけにはいかない。そういうことが増えてくると、引き出しのことはどんどん頭の端のほうに追いやられて。そうこうしているうちにあっという間に一年が過ぎてしまいました……。

せっかく目標を立てるならできれば達成したいので、今年は大きな目標じゃなく、もう少し自分自身に直結することにしようと思い、立てたのが「毎日スクワットをする」です。

そう思ったきっかけは、暮らしにまつわる本や雑誌の編集者をしている一田憲子さんの書籍『人生後半、上手にくだる』を読んだこと。この本の中に、年齢を重ねると健やかに生きるためには脚の力は大事だという話があり、そろそろ私も貯”筋”しておかないといけないと思ったんです。

ほとんど運動らしい運動はしてこなかった身としては、急に運動を目標にするのは難しいけれど、スクワットなら自分の生活の範囲で無理なくできるんじゃないかと。実は少し前から始めているのですが、わりと続いていて。引き出しは続かなかったのに、なぜかなと考えたときに、ふたつの理由がありました。

 
  • 1
  • 2