醍醐虎汰朗(だいご・こたろう)
放送中のNHK連続テレビ小説『舞い上がれ!』で、ヒロイン・舞(福原遥)が通っていた航空学校の同期・吉田役が記憶に新しい醍醐さん。母親思いで成績優秀、性格良好、メンタルは常に安定と、航空学校編のオアシスのようなキャラクターを、醍醐さんはニコニコと穏やかに演じていました。
『舞い上がれ!』では静&柔を担う役回りでしたが、彼の武器は身体能力の高さと、共演者や作品のトーンにチューニングを瞬時に合わせる判断力と対応力。配信ドラマ『未来世紀SHIBUYA』(Hulu)や主演映画『野球部に花束を』でも、その武器は存分に発揮されています。
子役から経験を積んできたのかと思いきや、実はまだ俳優の道を歩き始めてからわずか5年! 現在22歳の醍醐さんは2017年に舞台『弱虫ペダル』の一般公募オーディションに合格し主役の座を掴み、2019年には新海誠監督の『天気の子』の主人公の声をやはりオーディションで獲得、2022年には舞台『千と千尋の神隠し』のハク役で帝国劇場に立ったという無双ぶり。個人的には、インタビューをしたときの頭の回転の速さと言葉の聞き取りやすさにも舌を巻きました。少年を感じさせる風貌を生かして、青春モノや学園モノ(アクションシーンがあるとなおよし)への出演に期待!
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