昨年10月に結婚13年目で離婚したモデルのジゼル・ブンチェン(42歳)と、NFLのスーパースター選手、トム・ブレイディ(45歳)。離婚の原因は、選手生活を続けたいトムと、夫にもっと家庭に関わってほしかったジゼルとのスレ違い。そしてジゼルは離婚直後の11月12日には、ブラジリアン柔術インストラクターのホアキム・ヴァレンテとバカンスへ。ホアキンは34歳で、ジゼルの息子がホアキンが経営する柔術センターに通っていたのが出会いのきっかけだと報じられています。
離婚直前まであんなにおしどり夫婦だと思われていたのに……。ジゼルの変わり身の速さにも驚きましたが、このニュースを見て思ったことがあります。
それは、なぜ大物セレブは皆、離婚したすぐ後に、別れた相手よりも年齢も社会的ステイタスも低い相手と付き合うのだろう、ということ。
遡れば、マーク・アンソニーと離婚した直後に18歳年下のバックダンサー、キャスパー・スマートと付き合ったJ.Loことジェニファー・ロペスや、ガイ・リッチーと別れてから息子ほど歳の離れたダンサーを取っ替え引っ替えしているマドンナ、ミュージシャンのシールと別れたあとにボディガードと交際したヘイディ・クルム(お相手は1つ上でしたが)などなど。
この現象は男性セレブも同じで、ヴァネッサ・パラディと別れたジョニー・デップは当時まだ駆け出しの女優だった23歳年下のアンバー・ハードに、ナオミ・ワッツと離婚したリーヴ・シュレイバーは24歳年下で元ミス・サウスダコタのテイラー・ネイセンと熱愛発覚。その辺りのことは過去にも分析しているのですが。
「自分が歳を取ると、少しでも若い相手が魅力的に見える」のは誰にも当てはまることかもしれませんが、それはさておき、この理由について考えてみました。
そして思いあたったのが、離婚後はみんな、「自分を脅かさない」という安心感のある相手を求めるのではないか、ということ。
才能も社会的地位も自分と互角くらいに対等な相手は要求も高く、ぶつかることもしょっちゅうあるはず。長年連れ添った伴侶とはそれなりに色々あった。そこから解き放たれた今、付き合う相手に求めることって、異性としてのときめきさえあれば充分。あとはめんどくさくない、自分が優位に立てる相手であればサイコ〜! こんな感じなのかなって。
セレブはお金のために結婚する必要はないし、一度有名人のいい男と結婚して、自分がそういう相手に選ばれるようないい女であることも世間に証明できた。そうなるともう、あとは「身体や顔が好み」という本能だけで一緒にいる相手を選べるようになる。
その結果が、自分より“格下”だけど性的に惹かれるような相手との恋愛に走ることなのかな、というのが、私の考察です。
皆さんはどう思いますか。
Comment