ニット、フリース、トレーナー、タイツ、カーペット……と、冬の衣類やインテリア用品に立ちはだかる“毛玉問題”を一挙解決! よく切れると評判の電動タイプと、繊維を取り過ぎないブラシタイプ、それぞれのメリットは? 〔ミモレ編集室〕のmaiさんが使ってレポートします。
5段階で毛玉をカットできる電動タイプ
テスコム「毛だまトレタ」
なでるだけで面白いように毛玉が取れるブラシタイプ
浅草アートブラシ「かんたん毛玉取りブラシ『匠』」
〔ミモレ編集室〕私が試してみました!
お試し品1
毛の長いモヘアから生地の薄いタイツまで!
テスコム「毛だまトレタ」
生地に応じて仕上がりを「0.5 / 1.0 / 1.5 / 2.0 / 2.5mm」刻みの5段階に調整することができ、幅広いものへ対応。2.5mmにすればモヘアなどの毛足の長いセーターも、ふんわりした風合いを残してカットできます。毛だまトレタ KD901¥4378(編集部調べ)/テスコム
mai‘s Report
きれいに取れて、生地へのダメージゼロ。新品のようになるのが快感!
ニットが欠かせない冬の北海道。お気に入りのニットを大切に着続ける為にブラッシングをしますが、毛玉がつくと、一気に生活感あふれる一枚になり、シーズン終わりに手放すことも。スポンジ、カミソリや従来の毛玉取りは、取り残しが気になり、生地まで削るような仕上がりに困っていました。何かと毛玉のできやすい防寒具が多い上、小学生の息子2人のトレーナーや靴下の毛玉まではケアが追いつかず、もはや諦めていました。最新の毛玉取りに興味津々です!
毛だまトレタで何より驚いたのが、子どものトレーナーに着いた細かい毛羽立ちのような、従来の毛玉とりで拾えなかった毛玉が、さっと一回滑らせただけで、跡形も無く、するっときれいに取れたこと。生地を触っても、ダメージゼロです。新品に戻ったかのよう。これには、ただただ感動! 靴下のかかと部分にも操作しやすく、生地を噛むことなくすいすい。ストレスフリーで、毛玉の取れ具合がむしろ癒しに。強いて気になることがあるとすれば、パワーがある分、音が少し大きい印象でした。リビングでの毛玉取りは、少しテレビの音が聞きづらいかも、というくらいです。
最大の魅力は、なんといっても毛玉がすいすい取れる操作性! 交流使用時はパワー(5.0w)があり速く、包み込み型の持ち手は苦手ですが、このハンドル型なら持ち手が大きく、本体(185g)も軽く、小回りが効きます。作業スピードもアップ!
生地に応じて仕上がりを0.5mm刻みの5段階に調整できるのが、すごく便利。付属のブラシヘッドアタッチメントが、毛玉を立ち上げてカットできるので、毛の長めのセーターに使っても安心です。お出かけの前に気がついた毛玉も、着たままパパッと取れます。
交流式と充電と両方使えるのも、思い付いた時にすぐ使えて便利。しかも、海外で使用可能(マルチボルテージ AC100-240V)! 日本産のキレの良い刃を使用した毛玉取りは、海外の方へのプレゼントとしても喜ばれそうです。
従来の毛玉取りに比べて、履いたままのタイツ(30デニール以上)から家具に至るまで家中で使用できる多機能性で4378円は、納得のお値段だと思います♪
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maiさん
ニットの欠かせない北海道在住。洋服は、着用後にブラッシングして、毛玉を防ぐようにしていますが、お気に入りほど出番が多くなり、毛玉も出来がちに。小学生の息子二人のトレーナーや靴下の毛玉、家具の毛玉も気になるこの頃。