直したい癖や習慣3:無意識に自分の体にしてしまうこと


・爪を噛んでしまう。
・頭や髪を触る癖が直らない。
・指を鳴らしてしまう。
など。

おそらく、それらの行為によって、「ストレスを和らげられる(リラックス効果を得られる)」ことが多いのでしょう。つまり、それらをしてしまうときは、何かしらイライラしていたり、不快感を覚えていたりするのではないでしょうか。

その癖が出たときは、まず「自分は今、イライラしてしまっている(不快感を覚えている)」ということを認識することが大事。
そうしたら、その“ストレスの原因となるもの”に気付けるし、今後、そのストレスをなくしていくこともできるかもしれません。
その結果、その癖が出なくなることも。「癖が出る、出ない」に関わらず、ストレスはないほうがいいですしね。

また、それ以外の「リラックスできる方法」を身につけるのもいいでしょう。たとえば、「イライラした(不快感を覚えた)ときは、深く呼吸をする」とか。
深呼吸は副交感神経が優位にするので、リラックスしやすくなります。

 


直したい癖や習慣4:変わった行動をする


・ティッシュがあると、こよりを作ってしまう。
・未だにぬいぐるみと一緒に寝る。
・自転車に乗ると、なぜか鼻歌を歌ってしまう。
など。

こういう変わった癖は、読んでいるだけで面白いですよね(笑)。
人に迷惑をかけているわけでなければ、好きにしてもいいことも。「これが、自分らしさだ」と思って、受け止めてしまってもいいかもしれません。

「無自覚な癖」のほうが厄介なことも!


実は、今回のアンケートで感じたことがあります。「自分が直したいと思っている癖」よりも、「無自覚な癖」のほうが(自分にとって)厄介なのかもしれない、と。
たとえば、テレビドラマなどでは、「嘘をつくと鼻をさわる癖によって、嘘がバレてしまう」なんてことがあります。その登場人物は、「自分が鼻をさわる癖」に無自覚だったゆえに、窮地に立たされてしまうのです。

それでいうと、私が飼っているセキセイインコが、「んっんん!」と咳払いのような音を出すことがありました。別に喉の調子が悪いわけではなく、「私の真似」をしていたんです(驚)。
そのとき私は、無意識に「のどの違和感による咳払いをやっている」ことを発見し、気を付けるようになりました。

癖は、人から指摘されて気づくことも多いのですが、歳を重ねるほどに、周りから言われにくくなってくることもあります(1人暮らしだと特に)。
なかでも、「相手を不愉快にさせてしまう癖」は厄介です。それについては、次のページで紹介します。