見るのが辛いけれど、見なければいけない映画。松山ケンイチさんの主演作『ロストケア』は、衝撃的な連続殺人事件を軸に介護者が直面するさまざまな困難が描かれている作品。自分だったら、親の介護とどう向き合うか? 自分が高齢者になったら、子どもに何を期待するか? と、ついつい考えることを先延ばしにしがちな“生と死”に向き合うきっかけを与えてくれるはず。

30代後半で父親でもある松山さんにとっても、劇中で描かれる問題は他人事とは思えなかったそうです。理想的な最期を迎えることを目指して、最近はワークライフバランスを見直したばかり。本作と出会って考えたことや、仕事でベストパフォーマンスを発揮するために心がけていることを語ってくれました。

松山ケンイチ「人生で仕事に費やす時間は2割でいい」誰もが追い込まれがちな社会で生きるための意識_img0
 

松山ケンイチ
1985年3月5日生まれ。青森県出身。2001年「New style audition」でグランプリを獲得し、モデルとして活動開始。2002年俳優デビュー。2006年『デスノート』でブレイク。その後、映画『ノルウェイの森』、『聖の青春』、『BLUE/ブルー』、『川っぺりムコリッタ』などで主演を務める。日本アカデミー賞、ブルーリボン賞はじめ受賞歴も多数。2023年は1月放送の大河ドラマ『どうする家康』、TBS連続ドラマ『100万回言えばよかった』に出演。

 


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【写真】介護従事者で連続殺人犯。松山ケンイチが10年前から抱いていた思い。
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