スイーツ激戦区で今年創業90周年を迎える老舗のクッキー
「自由が丘モンブラン」は、1933年に創業。フランスの名峰“モンブラン”が店名の由来であり、かつ日本での“モンブラン”発祥の店と言われています。自由が丘駅のすぐそばにあったのですが、自由が丘駅前再開発に伴い、去年12月に営業を1度終了。現在は、少し離れた仮店舗で営業しています(目黒区自由が丘1-25-13 岩立ビル1F)。
このお店で何を買うかとなったら、もちろん代表格は店名にもなっている「モンブラン」なのですが、ケーキをいつまでも持ち歩くって大変ですよね……。そこで私がおすすめしたいのが「ティーコンフェクト」。クッキーです。こちらも約50年の歴史を持つ、ロングセラー商品。サクサクしているのに、しっとりもしているというまさにクッキーの理想形! 箱には創業者と親交のあった画家・東郷青児氏の甘く優美なステッカーが貼られており、ギフトとしてもおすすめです。
ソフト系クッキーがお好きな人にはこちら
英国発祥のクッキー専門店「Ben's Cookies(ベンズクッキーズ)」は、現在日本に3店舗展開。そのうちの1店舗が自由が丘駅すぐのところにあります。
「Ben's Cookies」の特徴は、大きくてソフト系のしっとりやわらかクッキーであること。しかも保存料や着色料を使用していません。子どもの手のひらサイズくらい大きさがあるのですが、優しい味わいで、おなかがパンパンに膨れるような、いやな満腹感がないクッキー。おいしくて紅茶やコーヒーにぴったり。自由が丘に行くと必ず買って帰ります。
この缶もかわいいので、ギフトとしてもおすすめです。物価高騰の今、缶入りクッキーが1650円で買えるのは、もはや奇跡。ただし、先にも書いたように保存料を使用していないので、賞味期限が短めです。それだけ気を付けてくださいね。
有機米のおむすびは夕飯用にお持ち帰り
自由が丘といえば、1928年創業の「玉川精米店」さんが手がける“玉川屋のおむすび”が鉄板だったのですが、去年2022年6月4日におむすびの販売を終了。43年の歴史に幕を閉じました。残念に思っていたのですが、まだ「七むすび」さんがあります!
今やコンビニのおむすびもかなりのクオリティなのですが、たまにちょっとこだわったおむすびが食べたいときってありませんか。「七むすび」で使用するお米は、農薬・化学肥料を一切使用しない有機米。具も北海道近海で取れた時鮭や三重県産のあおさを使ったりとこだわっています。
自由が丘に行った日にはここでおむすびを買い、夕飯にしちゃっています(おむすびさえあれば、あとはおかずとお味噌汁だけ作ればいいだけなのでらくちんです!)。
外国人観光客でにぎわう「OZ bread(オズ ブレッド)」
「オズ ブレッド」は自由が丘南口にほど近い、線路沿いにあります。コンパクトな店内ながら、私が行ったときは次々と外国人観光客らしき人たちが買い物をしに来て、店内はあっという間にいっぱいになってしまいました。
こちら、目黒区八雲にある『Breadplant OZ(ブレッドプラント オズ)』の姉妹店。パリの「メゾンカイザー」でパン職人として活躍してきた大島剛志氏が手がけるパン屋さんです。
今回は翌日の朝食に合わせるため、シンプルなパンを買ってきましたが、マラサダやデニッシュ類もおすすめです。
現在、駅前の再開発が始まった自由が丘。竣工予定は2026年と言われています。新たな自由が丘になる前の今の姿を目に焼き付けてお買い物を楽しんでみてください。
【自由が丘】スイーツ&カフェタウンの絶品お土産リスト公開!
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構成/佐野倫子
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