いよいよクリスマス!
12月15日、ロンドンのウェストミンスター寺院では一足早く、キャサリン妃が主催のクリスマス・キャロル(コンサート)が行われました。
これはご夫妻が設立された財団が支援するイベントで、コロナ禍が落ち着いた英国で昨年から開催され、英国ITVを通して、クリスマスイブに放送されます。この日、その収録が行われたというわけです。
チャールズ国王ご夫妻を筆頭に、ロイヤルファミリーが勢揃いする貴重な機会であり、またミドルトン家のご家族も出席と、まさにキャサリン妃のコンサートのテーマ通り、"皆で一緒に"クリスマスイベントを楽しまれた模様です。
その内容は放送まで未公開ですが、到着された皆様のお姿は拝見。そこにもやはりキャサリン妃らしいファッションのこだわりが表れていました。
世界で共通して最も楽しいイベントといえるクリスマス。それだけにわかりやすくクリスマスらしいファッションをされるキャサリン妃ですが、今年もやはり!
そして成長された娘シャーロット王女は、まさにミニ・キャサリン妃のようでもあったんです。
クリスマスにちなんで、キャサリン妃とご家族の絆が伺える、ファミリー・リンク・コーデをご紹介します。ご一家の仲の良さは、もしや、こうしてファッションもリンクさせるから? などど思ったり。とにかく微笑ましくなって真似したくなるご一家のファッションと画像です。
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今年のクリスマスカラーはボルドー! 主催者キャサリン妃のクリスマス・キャロル・ファッション
これが、今年のクリスマス・コンサートの収録に到着された際のキャサリン妃ファッションでした。クリスマスカラーといえば浮かぶのは、赤、グリーン。その一つ、赤系としてボルドーを選ばれました。
立ち襟から美しくネックに沿うラップのデザインのドレスコートは、初お披露目の、エポニーヌロンドンのもの。昨年11月の「COP26」(国連気候変動枠組条約第26回締約国会議)レセプションで、同ブランドの似たデザインのブルーをお召しになっていましたが、クリスマス用に色違いで購入されたようですね。
クラッチ、パンプスなど小物も全て色を統一したワントーンコーデがロイヤル感を感じさせます。ここでタイツではなく、あえてストッキングを穿かれているのもこだわりでしょう。胸元の開きと共に肌の色が、縦ラインでアクセントのように映え、全体をゴージャスに明るく見せています。
実はとっても寒いはずのこの日、“ファッションは我慢“という言葉が浮かびもしないほど、キャサリン妃の表情は、微塵も寒さなど感じさせません……さすがです!
赤×ネイビーで揃えた、ご家族のクリスマス・コーデ
ではご一家としてのファッションはというと、こちらです。
キャサリン妃とシャーロット王女が共に、似たボルドーのコートをお召しになり、ウィリアム皇太子とジョージ王子がネイビーのコートにスーツ姿。皇太子のネクタイは、しっかりプリンセス達に合わせたボルドーです。
華やかな色の洋服を着用するのが、英国王室の女性達の常。それを立てるように男性方はシックで正統派のスーツをお召しに。しかし決して男性が影なのではなく、揃って共に引き立て合う。これが英国紳士淑女のカップルコーデの基本です。更に旦那様のタイやどこかに色をリンクさせる、これが仲良しカップルの恒例ともなっています。
そんな父のスタイルは、ジョージ王子にも受け継がれています。タイは、レジメンと子供らしいものを選ばれ、誰かとリンクするのはまだしばらく先でしょう。
一方シャーロット王女のファッションは、まさにキャサリン妃そのまま。襟付き、ダブルブレストのコートはキャサリン妃の鉄板デザインで、色も見ての通り同じ。更にはオタク視点で言うと(笑)、シャーロット王女のタイツが、靴に繋げて黒ではなく、ダークネイビーにされているところが、細かいこだわり! 靴と同じ色でないことがポイント。これだけで一気にお洒落感がアップして見えます。
このように、ご一家で、クリスマスカラーのボルドー×ネイビーで、品よく揃えられていました。
2019年 クリスマス礼拝
2年前、初めてジョージ王子とシャーロット王女が王室の皆様とご一緒にクリスマス礼拝に出席されたのが、この年でした。この時にも家族でリンクコーデを披露。グリーンがキーカラーになっていますね。
グレージュのロングコートにグリーンの帽子やクラッチ、靴を合わせ、お隣のシャーロット王女のコートと色がリンク。キャサリン妃はここでも、肌が透けるくらいの薄手タイツを選ばれ、明るさをプラス。シャーロット王女は、リブタイツを穿かれ、靴との異素材でお洒落感がアップしています。ここでもプリンスお二人は、ネイビーのスーツにブルーのシャツと、とにかく父子スタイルが似ています。シンプルであればあるほど、紳士らしさと品格が漂う、英国プリンススタイルです。
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