料理家・栗原はるみがキャリアの中で2万以上あるレシピの中から、和・洋・中の基本を選び抜いて掲載した、パーソナルマガジン『栗原はるみ』最新号(2023年4月3日発売)。
「栗原さんの料理教室へ入門しました!」「あらためて基本をおさらいすると、料理が変わった」などの声が多数、編集部には届いています。
そして別冊付録は、冷蔵庫にあると食卓が楽しくなる常備菜のレシピをまとめた『楽しい、常備菜。』です。

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現在、発売中の『栗原はるみ』は、他にひとりごはんのレシピ、私服のワンピースを紹介するファッション企画や毎日の花の飾り方の特集も。

栗原さんに、この最新号の見どころや、込めた思いについて、『栗原はるみ』の編集長・片岡が聞きました。

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「意外と知らない」料理の基本と、おいしさのコツ


ーー最新号では、栗原さんが読者の皆さんにあらためて伝えたい、選び抜かれた和・洋・中の料理の基本レシピをメイン特集にしました。きんぴらごぼうや鶏のからあげなど、これさえ作れるようになれば料理上手になれる、といったメニューばかりですよね。

 

そうですね。基本的な、定番のレシピを紹介しています。覚えていただければ、材料を変えるだけでいろいと応用できるレシピばかり。一度はできるだけ雑誌のレシピ通りに作っていただいて、あとは色々足し算、引き算をして、ご自分の味にしていってほしいですね。


ーー栗原さんのきんぴらは、千切りが細くて食感がとてもよく、時間をかけていないのに味がしみていて……。その秘密はなんでしょうか?

私がせん切りが好きなので細くしましたが、太く切るのが悪い、ということではないんですよ。太くても細くても、丁寧に切りそろえる、というのが「コツ」なんです。

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ーー「ごぼうを水にさらしすぎない」というのも、実は知りませんでした。切ったら適当に、調理するまでずっと水にひたしていたんです。

水にさらし過ぎてしまうと、香りや旨味が水にうつってしまうから。あとは、食感を残すために炒めすぎないのも大事なコツのひとつです。