2022年8月から小学生の息子の留学で、母子2人でカナダに引っ越したエディターが執筆。「いつまでカナダにいるの?」「いつ帰ってくる?」とよく聞かれますが、最近、もう1年延長することを決めました。その理由をまとめました。

 

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6月でカナダの小学校を卒業する息子。1年の留学はあっという間!

カナダにも日本と同じように、たくさんの桜があります。

カナダの小学校は、9月に新学期が始まり、6月でその年が終了。7、8月の2ヵ月間は夏休みなので、実質9ヵ月しかありません。いや、冬休み、春休みの長期休暇も合わせて1ヶ月くらいあるので、たった8ヵ月! 1年間の留学生活は本当にあっという間。

ついこの前、カナダに到着したばかりと思っていたのに、来年からの学校を申し込むのか、申し込まないのかという連絡が、2023年の年明け早々に教育委員会からきました。1月というと、渡航してまだ半年も経っていなかったので、そんな早い段階で、来年度について決めなければいけないことに驚きでした。
 

息子の希望もあり、来年度もカナダで生活します

桜がきれいだったので、もう1枚。今のところ、日本のようなお花見をしている人は見たことがありませんが、カナダにもそんな文化はあるのだろうか。

というわけで、息子とも相談した結果、来年度もカナダで生活をすることにしました。

カナダへの親子留学、単身留学は、世界各地から年々人気が高まっているようで……締め切り日までに連絡をしないと、席を確保できる保証はない、とのことだったので(留学ビジネスが上手です! でも本当に人気で、新規入学者を募集していない地域もあるほど)、新たな1年間の学費を支払い、席を確保してもらったところです。

日本だと今年の3月に小学校を卒業した年齢の息子は、9月からカナダで中学生になります。学区外の中学校もいくつか一緒に見学をし、結果、学区内の中学校に通うことにしました。
 

小学生の留学を決めた経緯から、大変だったことなど、これまでの経緯

雨が多いバンクーバー。夏が終わり、9月10月くらいから、春までは、ほぼ曇りか雨。時々、雪。そう、冬が長いんです……。4月になった現在も、まだ雨は降っていますが、少しずつ晴れる日が増えてきたと感じています。写真は、久しぶりに青空が広がった4月のとある日。
 

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海外に住むだけで「英語がペラペラ」になるのは“ウソ”?中学受験を撤退し留学した小学生親子の意外な現実
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