シュリンク 


ビジネス用語としての意味は……
・市場や事業が縮小すること。

辞書での意味は……
・ちぢむこと。萎縮すること。(三省堂 『大辞林 第四版』より)

ビジネスシーンで市場の縮小などについて話すときにたびたび登場する「シュリンク」。業界が低迷していることを指しているため、喜ばしくない状況で使うことが多いビジネス用語です。

また、今回は知っておきたい「シュリンク」の関連用語をいくつかご紹介します。

シュリンク包装……熱を加えると収縮する性質をもつシュリンクラップを用いて、品物を密封包装すること。(小学館『大辞泉 第二版』より)

商品の保護や、汚れることを防ぐために行う梱包の仕方のことです。漫画本やC D・D V Dなどで見かけることがあるのではないでしょうか。

シュリンクラップ契約……商品の包装(シュリンクラップ)を開けた時点で、添付された商品の使用許諾書に合意したと見なす契約方式。コンピューターのソフトウエアなどで採用される。(小学館『大辞泉 第二版』より)

シュリンクフレーション……《shrink(縮む)とinflation(価格上昇)からの造語》食品や日用品などを、価格はそのままで、内容量を減らして販売すること。(小学館『大辞泉 第二版』より)

また、辞書の補足によると日本ではシュリンクフレーションのことをステルス値上げともいいます。

 

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構成・文/大平麻耶子 

 

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