ジェジュンとBTSのRMが読んだ韓国エッセイスト「『SLAM DUNK』からポジティブな姿勢を学びました」

初来日で訪れた鎌倉で『海風diary』『SLAM DUNK』の聖地巡礼

——日本に来たことはありますか。日本でお気に入りの場所や、次回訪れたらやってみたいことを教えてください。

ソン：何回か行ったことがあります。旅先で本屋を訪れるのが好きで、代官山の蔦屋書店にも行きました。本を愛している様子が伝わってきました。鎌倉にも良い思い出がたくさんあります。わたしは大都市よりも、小さな街を旅するのが好きなんです。鎌倉には一人旅で1週間滞在しました。初めて日本に行ったときに訪れたのが鎌倉だったんです。だからよく覚えています。『海風diary』の舞台になったお店に行ってシラス丼を食べたり、自転車に乗って海辺を走ったり、『SLAM DUNK』に度々登場する線路を見て不思議な気持ちになったり。映画に出てきた電車の駅に座って絵を描いていたら、同じように絵を描いている日本人がいたので、一緒に絵を描いたり。また行きたいですね。あと、桜の季節にも行ってみたいです。日本には絵本についての美術館がたくさんあると聞いて、訪れてみたいと思います。

——『SLAM DUNK』がお好きなんですね。

ソン：はい、学生時代にすごく流行っていました。アニメのオープニングに登場する電車の駅が鎌倉にあるので、「あ、ここだ！」と感激しました。ストーリーが面白いし、かつて流行した時に韓国でバスケットボールが流行っていたから、わたしもバスケが好きだったんです。知らない人はいないぐらい大人気でした。イラストを描くときのポジティブな姿勢も、もしかすると『SLAM DUNK』の影響を受けているかもしれません。ライバルでも悪い人はいませんよね。幼いころ見たときの印象が何らかの形で影響を与えているのかもしれません。

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