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【40代からのベースメイク】毛穴・赤みをカバーしながら今っぽい印象に!厚塗りに見えないポイントは?

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マスク着用が緩和され「今のベースメイクでは何か不安」という声がちらほら。大人の肌悩みも解決しながら、今っぽさを感じる簡単な肌づくりについて、ヘアメイクの山下美紀さんに指南してもらいました。

 

ここぞという時に、やっぱり頼りになるファンデ!
40代からのファンデ術

前回はファンデーションを使わずに肌をきれいに見せるベースメイク術を紹介しましたが、今回はここぞという時のベースメイク術を紹介します。カジュアル・フォーマルのそれぞれのシーンに合わせてメイクを変えるように、肌も変えられるようになれたら理想的。「ここぞという時」に頼りになるのは、やっぱりファンデーション。

中でも、クッションファンデは是非、トライしてほしいアイテム。以前は、ツヤ出しのファンデというイメージが強かったのですが、今は肌悩みをカバーして透明感・ツヤのある肌を叶えてくれる、まさに大人仕様のアイテムなのです。

 

ヘアメイクアップアーティスト/山下美紀
ヘアメイクアップアーティストの横山克馬事務所を経て2006年からフリーランスに。雑誌・TV ・広告などで、俳優やモデル・タレント・アーティストのヘアメイクを担当。中でも悩みをカバーしながら色の組み合わせやバランスを整えてチャームポイントを最大限に引き出すメイクが得意。SNSではトレンドを踏まえた「誰でも簡単にできるメイク」を提案。幅広いジャンルや年齢層から支持されている。

 


ファンデの“有効な”使い方
「ツヤ」と「カバー」のバランス、どうしたらいい?


コロナ禍でファンデーションを「お休み」していた人は久しぶりのメイクにとまどいを感じるようです。私も友人から「あれ? ファンデってこんなに膜感があったっけ?」「立体感がなくペタッとした印象」「すぐ化粧崩れしてしまうんだけど」といった相談を受けることも。

しみやくすみ・色ムラなどの大人の肌悩みをひとつでまるっと解決できるファンデーションではありますが、きちんと感を求めるのであれば少しの工夫も必要です。40代になると肌悩みも深刻で複雑化しているため、今あるアイテムを上手に使っていきましょう。

「ここぞ」の時のきちんと感、それは大人のツヤ。額や頬に柔らかな上品なツヤはあってもいいけど、小鼻やあごまわりは光らせない、それがポイントなんです。大人仕様のファンデはこれらをひとつで叶えられる便利アイテムなんですよ。ポイントの肌悩みをさりげなくカバーし、光らせたいところはブラシを使ってツヤを出すことができます。

また、化粧崩れにもご注意を。メイク崩れを最小限に抑えられるのは「膜感」のコントール。薄ければ薄いほど化粧崩れのリスクを回避できます。化粧下地とコンシーラーの名脇役をセットに使えば厚塗りの必要もありませんし、仕上がりもファンデ単体よりもずっときれいに仕上がります。急がば回れのメイク術ですね。

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