外ハネやひし形、韓国風ヘアの流行により、ヘアアイロン人気が再熱しています。ずっと使っていなかった大人世代は「アイロンって難しい」、「ダメージが心配!」と、昔のイメージのまま敬遠する人もいると思いますが、最近のヘアアイロンはダメージも少なく、ツヤ感を出しながらなりたい髪型が自由に叶います。今回は、大人世代が知りたい今どきアイロンヘアのコツについてヘアサロンVelvet on the BeachのKIMIKAさんに伺います。

 

アイロンヘアの達人が伝授します!

 

Velvet on the Beach ヘアスタイリスト・KIMIKAさん

アイロンスタイルに定評があり、韓国系ヘアの達人。「今や70代のお客様もアイロンスタイルを希望する時代です。今っぽいアイロン使いを今一度チェックして、ヘアデザインの幅をどんどん広げていきましょう!」
 

Q1 
乾いた髪にアイロンを使うと、
今より乾燥しそうで心配。
少し濡らした方かいいですか?

モデル・岡本涼香さん

「濡れた髪はキューティクルが開いた状態なのでダメージを起こしやすいです。高熱を当てると髪内部の水分が蒸発して細胞が壊れ、髪の損傷が激しくなりますから必ずきちんと乾かしてからアイロンを使用しましょう。また、最近主流のアイロンは表面が特殊加工されているので髪に優しい製品が増えています。古くなったアイロンを使っている人は、アイロン自体を買い替えるとダメージに対する不安が減りますし、いつでも艶やかな仕上がりが叶います」
 

Q2
普段、ヘアオイルを使っています。
どのタイミングでオイルを使えばいい?


「オイルには、大きくアウトバス用とスタイリング用の2タイプがあります。アウトバス用の場合はシャンプー後のタオルドライ後に使いますが、その後は完全に髪の水分をドライヤーで取り除いてからアイロンを使用します。一方、スタイリングオイルは、スタイリングの後に使用するものですから、アイロンで巻き終えた髪に塗布してツヤっぽさを与えるのが目的です。そして最近は、スタイリングオイルの中でも“アイロンを使用する直前”に使うタイプも登場しています。カールのキープ力が高まるので、直毛の人にぜひおすすめ。様々なオイルがありますが、目的に合うタイミングで使わないと思わぬダメージにつながることがあるので注意しましょう」
 

KIMIKAさんのオススメはこちら!

ミインカール アイロンキープ プライマー 02 40mL ¥3080/ ミルボン

アイロン前に使う下地オイル。とろみのあるブレンドオイルが柔らかなカール感をキープしてくれます。「巻いてもすぐにだれてしまう人におすすめです。お客様もリピートされる方が多い、アイロン派の方に大人気のベースオイルです」(KIMIKAさん)

 
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