Q3
スタイリングでアイロンを
毎日使っても大丈夫?
「まず、髪が傷みにくいヘアアイロンを使用することがとても重要です。その上で、摩擦を避けるためにアイロン前にはきちんとブラシでコーミングをしましょう。事前にもつれを取ることで、ダメージの軽減につながります。
また、特に大人世代の場合はベースの髪の状態が不健康だと、アイロンに限らずブローでもダメージが進行します。インバスで使うシャンプーやトリートメントは、今の髪質をケアする“自分専用”のスペシャルなものを使用するのが理想ですね。信頼できる美容師さんに相談の上、必要な栄養をインバスでも補いながらアイロンスタイルを楽しみましょう」
髪がもつれたままアイロンを当てるのはNG! 事前にブラッシングを行う習慣を。
Q4
アイロンの温度が
200度まで選べます。
高温のほうが使いやすい?
「髪質によって様々ですが、大人世代なら200度は避け、160度ぐらいを目安にしましょう。一方で温度が低すぎるとカールのクセがつきにくく、同じ場所に何度もアイロンを当てて逆にキューティクルを傷つけることにつながります。
また、アイロンを巻いたら2~3秒で抜き、巻いた毛束は手のひらで下から支えて冷めるまでキープすると、ダレやすい毛束も弾力のある状態を保てます」
Q5
1本買うなら、
何ミリのアイロンがベスト?
また、おすすめのアイロンは?
「長さや仕上がりのイメージにもよりますが、ミディアムにもロングにも使いやすいのは32ミリのアイロンです。この太さはナチュラル系やふんわりした質感が作りやすいため、抜け感のある印象に仕上がります。
私のおすすめは、リファのビューティックカールアイロン。熱ダメージの心配がほとんどなく、ツヤのあるカールが作れるので、大人世代の髪質を上質に演出します。また、カールが取れやすい人にもおすすめなのが、ホリスティックキュアのマグネット ヘアプロ カールアイロンです。温まりが早く、巻いたカールがダレにくいため、直毛の方のスタイリングに使用しています」
久々に髪にニュアンスをつけて、流行りのスタイルに挑戦したい! なんて人は、アイロンに対する知識をアップデートして、ダメージなく簡単できれいなカールスタイルを楽しんでくださいね。
tel. 03-3486-5620
【写真】コンサバスタイルにならないヘアアイロンの方法
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取材・文/小澤佐知子
構成/國見香
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