“デンジャラス鈴鹿”なところはないです(笑)

 

――元カノのりんごと、今カノの小夜。鈴鹿さんの目から見て、それぞれどんな女性ですか。

 

りんごちゃんは、心くんからすると自分とは全然違う人なんですよね。なんでも自分で選択して、自分の好きなものにまっすぐ向き合って、自分の意思で突っ走っていける人。

逆に小夜ちゃんは、心くんとちょっと似ている。自分の好きなものはあるけど、家族の意見とか他人の目を気にして、うまく気持ちを出せなかったりするところがあって。本当に真反対の2人だなと思いました。

――鈴鹿さんならどちらの女性に惹かれますか。

決められないですね……。すごく個性的な人と、自分のことを見守ってくれる穏やかな人。その中間がいればいいのになと思いました(笑)。

――“恋愛相手に「刺激」と「安定」どちらを求めるか?”が今作のテーマの一つですが、鈴鹿さんは人生において「刺激」と「安定」のどちらを求めますか。

どっちかですよね……。たとえばよく人からオススメの映画とか音楽とか本とかを紹介されて、それがきっかけですごくいい作品に出会えたりもするので、そういう意味では他者からの刺激も大事だなとは思うんですけど、どっちかと言われたらやっぱり安定ですね。穏やかな生活がしたいです(笑)。

 

――鈴鹿さんのパブリックイメージも「安定」だと思います。なのでぜひここは鈴鹿さんの「刺激的」なところを教えてください。

“デンジャラス鈴鹿”ですか? え〜、どうですかね……。(と、悩んだ末にそばにいたマネージャーさんに)ありますか、僕の刺激的なところ。

マネージャーさん:ないんじゃないですか。

ないそうです(笑)。

――なるほど(笑)。ちなみに食べ物でいうと、肉食ですか。草食ですか。

あんまり野菜が得意じゃないので、どちらかと言うと肉食です。あ、でも魚の方が好きなので、魚食(うおしょく)かな(笑)。

――聞くところによると、尾崎豊さんがお好きなんですよね。そういうところは意外に刺激的な一面だなという気がしました。

確かにそういう面では刺激的かもしれないですね。いわゆるヒットチャートを聴いていますという人とは違う音楽を聴いたり、映画を観たりしています。

――あとは、河島英五さんもお好きだって。

最高ですね。もしかしたら僕の中でそういうところがあるのかもしれないです。50代とか60代とか、自分より上の世代の人たちをカッコいいと思うことが多くて。

――鈴鹿さんにとってカッコいい男ってどんな男ですか。

あまり動じてない人、かな。どしっと構えて、地に足のついた人を見るとカッコいいなと思います。

――鈴鹿さんも、あんまり動じないように見えますよ。

内心は結構してます(笑)。そういう動揺をもろともしない男の人に憧れますね。