Netflix配信の恋愛リアリティショー『あいの里』が、大きく話題になっています。

『あいの里』は、「35歳から60歳の男女が、人生最後の恋を探しに行く」という、超・大人の恋愛リアリティーショー。

ライターの私も、思いっきり対象年齢なので(現在41歳)これは気になる……。

しかし同時に、「恋愛リアリティショーって言ったら、20代やアラサーのキラキラ男女のものなんじゃないの?」という戸惑いも抱きます。SNS上でも辛辣な意見を見かけましたし、私たちの世代のリアルな恋愛模様なんて見せちゃって大丈夫なのかな……? 

と、観る前は不安しかなかったのですが、鑑賞してみたらびっくりするほど面白くて、何よりすごく泣けるんです。私はこれまで観たどんなリアリティショーよりも号泣させてもらいました。

そんな大人のリアリティショー「あいの里」の魅力を、結末のネタバレなしで紹介したいと思います(内容の一部は描写させていただきますが、ご了承ください)。

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アラフォー以降の人生を、誰とどのように生きる?


『あいの里』の舞台となるのは、田舎の古民家。

参加メンバーたちは、この古民家をみんなでリフォームしながら、共同生活を送っていきます。さらに家の外には畑があり、畑で採れた野菜を使って料理をするという自給自足の暮らしぶり。

田舎暮らし、古民家、自給自足……。ずいぶん渋いですよね。しかしその渋さが、私にはむしろ落ち着きます(笑)。

そう、『あいの里』は「キラキラ感」とは全くと言っていいほど無縁。恋愛リアリティショーの常識をあっさりと覆してきます。

そして既存のリアリティショーとの一番の違いは、恋愛ではなく「人生のパートナー」を探しにきているという点。だからこそ、とってもリアルで、深いんです。観ている方も自然と、「アラフォー以降の人生を、誰とどのように生きるのか?」を考えさせられてしまいます……!

(ちなみに『あいの里』というなかなか渋めのタイトル、あの『あいのり』とかけています。というのも『あいの里』は、『あいのり』のスタッフが再集結して制作された番組だからです)

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涙腺崩壊! 常識を超えた恋愛リアリティショー『あいの里』
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