2004年の日本初演以来、国内でも高い人気を誇るミュージカル『ファントム』。フランスの小説家ガストン・ルルーのベストセラー小説『オペラ座の怪人』を原作に、脚本家アーサー・コピットと作曲家モーリー・イェストンの黄金コンビが作り出した名作です。
2019年に俳優の城田優さんがファントム役として出演しながら、同時に演出を担当して大成功を収めました。そしてこの度、2019年に続いて、城田優さんの演出・主演による再演が決定。今回の『ファントム』は演出を担当される城田優さんが加藤和樹さんとファントムをWキャストで演じるだけでなく、大野拓朗さんとシャンドン伯爵役を演じることでも話題に! さらに元宝塚歌劇団で雪組トップ娘役として活躍され、退団後も話題の作品に数多く出演されている真彩希帆さんと、今まさに注目の若手ミュージカル女優のsaraさんというお二人がクリスティーヌをWキャストで演じるとあって、「どのパターンも全部観たい!」という嬉しい悲鳴のキャストスケジュールになっています。
今回はこの作品に初参加となる大野拓朗さん、真彩希帆さん、saraさんの3名にインタビューを行いました!
※インタビューは4月に行いました。
※クリスティーヌ・ダーエ役で出演を予定しておりましたsaraさんは、体調不良のため、大阪公演・東京公演の全公演を休演させていただくこととなりました。
大野拓朗 Takuro Ono
1988年11月14日生まれ、東京都出身。2009年、第25回ミスター立教に選出される。2010年、映画『インシテミル~7日間のデス・ゲーム~』で俳優デビュー。2019年12月から俳優修業のために単身渡米。帰国後すぐに出演したミュージカル『プロデューサーズ』のレオ・ブルーム役で好評を博した。現在は日米に拠点を置き、ハリウッド進出を目指す。近年の主な映像作品には『ベビーシッター・ギン!』(NHK BS)、大河ドラマ『西郷どん』(NHK)のほか、ミュージカルでは『シンデレラストーリー』(2022年)、ブロードウェイミュージカル『エニシング・ゴーズ』(2021年)、『ロミオ&ジュリエット』(2017年、2019年/主演)などがある。
真彩希帆 Kiho Maaya
7月7日生まれ、埼玉県蕨市出身。2012年、宝塚歌劇団に入団、2017年雪組トップ娘役に就任。確かな歌唱力と繊細な演技力で、往年の名作からコメディ作品まで幅広く役をこなす。2021年4月をもって歌劇団を退団後は、舞台『ドン・ジュアン』『笑う男』『流星の音色』『ジキル&ハイド』等、話題作でのヒロイン役において、ミュージカル女優として着実な活躍をみせている。舞台出演の他、NHKラジオドラマ、歌番組、エッセイ連載、単独ディナーショーなど、活動は多岐にわたる。今夏出演の『ファントム』ではクリスティーヌ・ダーエを演じる。今秋には小池修一郎作・演出「LUPIN~カリオストロ伯爵夫人の秘密~」への出演を控える
sara さら
2000年1月13日生まれ、兵庫県出身。本格的に演劇を学びたいという強い思いから、早稲田大学文化構想学部へ進学し、大学2年生のときに文学座附属演劇研究所に入所、大学生活と両立しながら研究生として3年間の研修を積み、2022年に準座員となる。同年2月に『アーモンド』に出演。映画『星の王子 ニューヨークへ行く2』でポポト役の声を務めるなど、活躍の幅を広げている。2023年2~3月はブロードウェイミュージカル『ドリームガールズ』のローレル・ロビンソン役に抜擢。『ファントム』では真彩希帆とWキャストでクリスティーヌ・ダーエを演じる。
【写真】『ファントム』初参加の意気込みを語る3人
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