【夏汗対策】美容担当歴20年の編集者が辿り着いた「脇&足のニオイケア」とは?_img0
 

部活が終わった後は、あっちでシュー、こっちでシュー。シトラスやらフローラルやらさまざまな制汗スプレーの香りが更衣室内で混ざり合って、むせたという思い出。昭和生まれの方々だったらきっと記憶にあることと思います。

時は流れ、令和。スプレータイプの制汗剤はもはや昭和遺産、巷にはジェル、クリーム、リキッドなどさまざまなタイプの制汗剤が登場して、その性能も格段に良くなりましたね。


夏は絶対に、濡れて色が変わりそうな色や素材の服は着ません。すぐに汗をかくから。とにかく汗っかきの私、人間だもの、汗をかくのは仕方ないんです。でも、汗で「ニオウ」のは極力避けたい。

その一方で密かに、脇の「経皮吸収」も気になっている……。

そんな私が辿り着いた制汗アイテムをご紹介します。

 

①脇に使っているのは……

【夏汗対策】美容担当歴20年の編集者が辿り着いた「脇&足のニオイケア」とは?_img1
メイド オブ オーガニクス ホワイライト DE ロールオン EX<微香料> 50mL 1760円/たかくら新産業

日本にオーガニックを広め、定着させたと言っても過言ではない、たかくら新産業の「メイド オブ オーガニクス」。幅広い商品ラインナップがあり、長きにわたり愛用しているものがいくつもあるんですが、デオドラントもそのひとつ。

こちらを使いはじめたきっかけは、「脇の経皮吸収率は、腕の内側の3.6倍」と知ったこと。

経皮吸収とは、皮膚に化粧品や薬を塗布したときの吸収しやすさのこと。同じものを使用しても、腕の内側の経皮吸収を1としたときに、脇は4倍近くになる、それくらいデリケートな部位だと学び、だったら脇に使うアイテムはしっかり選ばなきゃ! と思ったのです。

メイド オブ オーガニクスは、世界一厳しいオーガニック認証のひとつと言われているACO認証を取得し、食べ物と同じレベルのやさしい成分で製品を作っているというあたり、非常に信頼できます。容器にも「NATURAL100% ORGANIC95.6%」としっかり書いてあるあたり、自信の表れでもありますよね。オーガニック成分使用とか、配合とか言っている製品でも、「ACO認定オーガニック成分配合率95.6%」とここまでしっかり明記できるブランドは、ほとんどないのでは?

【夏汗対策】美容担当歴20年の編集者が辿り着いた「脇&足のニオイケア」とは?_img2
先端がボール状になっていて、少量ずつ液が出てきます。

正直に言うと、消臭の持続時間はそこまで長くありません。巷には、朝つけて夜までニオイゼロ、っていう制汗剤もありますし、少ない手間で最大限の効果を得たいか、多少の手間がかかってもいいから安心と思えるものを選びたいか、価値観はひとそれぞれ。

外出時間が長い日は、除菌系ウェットティッシュとコレを携帯し、汗をかいたら脇をウェットティッシュで拭き取ってから、重ね塗りをするようにしています。シートタイプの汗拭きシートも便利だけれど、パウダー入りだと黒い服が白く汚れたり、ちょっと使わないだけでカラッカラになっていたり、香りがトゥーマッチだったり……。で、コロナ禍以降持ち歩くようになったウェットティッシュに辿り着きました。

ちなみに、冬も脇にねっとりとした汗をかいてニオイが気になることがあるので(むしろ冬の方がニオイがこもりがち)デオドラントは1年中愛用します。
 

②足に使っているのは……

【夏汗対策】美容担当歴20年の編集者が辿り着いた「脇&足のニオイケア」とは?_img3
Ban 汗ブロック足用ジェル(医薬部外品)40ml/ライオン

制汗剤といえば「Ban」と言っても過言ではないくらい、昔からあるブランドですよね。今調べたら、誕生はなんと1962年! すでに還暦以上って……だからこんなにも効果抜群なのか、と改めて納得しました。

愛用しているのは、足汗対策ジェル。700円前後で販売されていることが多いです。

【夏汗対策】美容担当歴20年の編集者が辿り着いた「脇&足のニオイケア」とは?_img4
透明なジェル状。手につけるとほんの少しヒンヤリ感があるのがわかりますが、足に使ったときはほとんど感じません。

足も結構汗かきますよね。足の指の間のじわっとした汗、それから発生するニオイ、怖いです。サンダルの、足底が触れている部分が薄い色の革製で、足汗で濡れて色が変わってしまい人前で絶対に脱げなくなった……なんて苦い思い出もあります。

汗ブロック足用ジェルは、『足汗の出口にフタをする』ナノイオンブロック効果があり、足汗をしっかり抑えて、足のニオイ・ムレを防ぐというもの。実際これをつけていると、長時間たっても、あれ? 今日はなんだか足の指の間がさらっとしている! そしてニオイも少ない! っていう実感があります。体感としては、ニオイは何もしていないときに比べて半分以下になる印象。朝使えば夕方くらいまで効果が持続するのも心強いです。


夏に限らず、冬はタイツ&ブーツで蒸れるなど、1年中足汗&ニオイ対策は必須。久しぶりの飲み会に行ったら、まさかの座敷席!? そんなときでも焦らないように、朝のうちにさっとBanを塗って、万全にしておきましょ!
 

前回記事「猛暑の「頭や首の滝汗問題」。いろいろ試して辿り着いた頭皮スッキリ&体もヒンヤリなMY BEST3」>>

これまで紹介したコスメ一覧を見る

【夏汗対策】美容担当歴20年の編集者が辿り着いた「脇&足のニオイケア」とは?_img5
 
【夏汗対策】美容担当歴20年の編集者が辿り着いた「脇&足のニオイケア」とは?_img6