ヘアアイロンに苦手意識があっても、くるくるドライヤーなら扱いやすいと感じる人も多いミドル世代。今回はくるくるドライヤーを使って作る、最新ミディスタイルのブロー法を「FaNNa ginza」スタイリストの三浦来夢さんに教えていただきました。

 

私もクルクルドライヤーを愛用中!
FaNNa ginza店長・三浦来夢さん

大人フェミニンなヘアスタイルが得意な三浦さん。明るく話しやすい雰囲気なのでエイジングに関する髪悩みも相談しやすく、それぞれに合ったケア法を懇切丁寧に提案してくれます。


くるくるドライヤーで簡単にできる「くびれヘア」。そのポイントは?


80年代に爆発的ブームとなった美容家電の“くるくるドライヤー”。実は今、ブラシ付きのドライヤーがジワジワと再熱しているんです。その一つの理由がヘアアイロンのブーム。

今では定番になりつつあるヘアアイロンですが、ミドル世代にとってはややハードルが高く「最近の子ってみんなアイロン上手だよね……」と横目でZ世代をチラ見しまうものです(泣)。しかし! ヘアアイロン使いが下手でも、くるくるドライヤーで今どき外ハネヘアが再現できることから、再び注目を浴びているのです。

「くるくるドライヤーは、ブラシ感覚でナチュラルな動きとツヤ感が出せる優れものです。大人世代のうねりも解消できて、髪の若返り効果は抜群です」と話すのは、銀座の人気サロンFaNNa ginzaの三浦来夢さん。

そこで大人世代が悩むペタンコ&うねり髪を、好感度抜群な外ハネヘアに変身させるテクニックを教えていただきます。
 

くるくるドライヤーでくびれヘアに挑戦するのは……

 

松下佳代さん(43歳)
「髪にコシがなくて、夏場は湿度でウネウネに。また、トップはペタンとするのにサイドと襟足は暴れやすくて、最近は髪の扱いが一層難しくなってきました。流行りの外ハネヘアも上手に作れません!」
 

不器用さんでも楽勝!
ツヤカールが叶う5つのテクニック

 POINT1 
とかすようにブローして
うねる毛流れをリセット

 

 

くるくるドライヤーをブラシのように使うと、表面のうねりが取れてツルンと輝く面が生まれます。
最初にブロー用スタイリング剤を髪全体になじませたら、耳前以外の髪は、根元からしっかりブラシ部分を通しましょう。「上から押し当てるように熱を通すと、エイジングによる髪の歪みをリセットできます。毛先側はクルンと回転させて外ハネにクセ付けしましょう」。
 

 POINT2 
表面の髪は内側から
ブラシを通して内巻きに

 

1でブローした毛束(耳後ろとバック)の表面を取り、今度は内側からブラシを当てます。「根元側から毛先に向かって、内巻きに回転させながらブローします。空気感が出て自然なひし形ラインになるので、ペタッとしやすい髪でも華やかなふんわりシルエットに」。

 
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