ミドル世代の多くが直面する白髪問題。染める派にとってはどうしてもダメージの問題がつきまといます。今回は、白髪染めからヘナに切り替えた女性をピックアップ。「ヘナを体験後、髪や頭皮のコンディションが良くなってボリューム感もアップしました」と話す彼女に、ヘナの魅力についてお聞きします。

 

白髪染めを重ねる中で覚えた不安。「でもやめられない……」と負のループへ


フリーランスのPRとして活躍中の渡邉明子さんは、30代から白髪染めを繰り返す中で徐々に頭皮のコンディションに悩まされるようになったそう。
「白髪が出始めた頃は、目立つ白髪を抜いていました。でも、白髪が増えてくると抜いてばかりはいられず、そこから月に一回は必ず白髪染めをするようになりました。もともと肌が弱くアレルギー体質の私は、白髪染めを長く繰り返す中で頭皮のコンディションに不安を覚えるように……。でも、白髪が出ると自分の老いを感じるというか、やはりテンションが下がりますよね。頭皮のことを考えると染めたくない。でも染めなければ白髪は増えて目立つばかりだしと、ストレスを感じていました」

ある時、いつもより頭皮がデリケートな状態で白髪染めをした渡邉さん。施術中に強い痛みを経験したことがきっかけとなり、ヘナに切り替えることを真剣に考えだします。
 

「ヘナってオレンジの髪にならない?」そんな心配は杞憂に終わりました

ヘナ染め派の渡邉明子さん

現在、白髪染めの種類も様々で、例えばダメージの原因となるジアミン成分を配合しないノンジアミンの白髪染めも増えています。ヘアマニキュアもダメージなく白髪が染まり、コーティング効果も期待できます。また、一般的な白髪染めを繰り返しても特にダメージを感じない人もいます。

「白髪染めがいろいろ工夫されている時代ではありますが、私自身ヘナに興味があったのでトライしてみようと思って。でも、最初は髪色がオレンジになるかも!? とか、きれいな色に染まる?  など、不安があったのも事実です」

 
  • 1
  • 2