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一度染めるとなかなか抜け出せなくなる白髪染め。ミドル世代だと、 ほとんどの方が月に1回以上染めているのではないでしょうか? もちろん、白髪が増えればこの間隔はどんどん短くなるわけで……。「できればもう少し間隔を空けたい」。そんな大人女子の切実な悩みを解決すべく、ヘアライター小澤が実践する、白髪染めスパンを引き延ばすテクニックについてお話しします。

 

「1ヵ月たったら染め直す」
という感覚を、一旦やめてみる


白髪染めから1ヵ月すると「早く染め直さなきゃ!」と気になりませんか?
そもそも人の髪は1ヵ月で約1センチ伸びると言われていますが、生えてきた根元白髪が目立つのがだいたいこの1センチくらいからだとか。私自身も45歳を過ぎてからというもの、30~35日程度に1回のペースで白髪染めをしていました。それまでは内側の白髪が目立つ程度でしたが、急に表面の白髪発生率がアップ(泣)。横で一緒に眠る娘に「ママ、寝ていると白髪が目立つよ」と言われときは「髪を染めて3週間過ぎたら、お辞儀の角度は注意しなきゃ」と思うまでに。

でも、月1回の白髪染めを3年、5年と繰り返すうちに毛髪が極端に細くなり出して、今度はそれがストレスに。もちろん、その原因の全てが白髪染めだとは思いませんが、ひとつの要因であることは否めません。 そこで毎月1回の白髪染めを義務のように考えるのではなく“年単位”で考え直すことに。

具体的には……

月1回白髪染めをする場合、
1回×12ヵ月=1年で全12回

白髪染めを45日で1回にすると
365日÷45日=1年で全8回

となるので、白髪染めが年に4回も減らすことができるのです。この数字をどう捉えるかはそれぞれですが、私としては「頭皮と髪への負担がグンと減らせる!」と期待値がアップ!  昨年から年8回を目指すべく、様々な方法を試す中で見つけたのが以下の3ステップです。

 
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