SKY-HI率いるBMSGの8人組ダンス&ボーカルグループ・MAZZELが、10月18日に新曲「Carnival」をリリースしました。

 

今年5月にデビューしたばかりのMAZZELが世に放った、この楽曲。

これがまた、グループの特徴ともリンクした不思議な魅力を輝かせています。

そのためか、MVは公開からわずか10日間ですでに高い人気と圧倒的な注目を集めており、再生数は177万回を突破。(10月27日17時現在)公開直後から海外のYouTuberがリアクション動画をつくり「これは壮大!」「コンセプトが大好き」といった言葉を残していたり、「広告から気になって飛んできたら、めっちゃMVのクオリティが良い……」「別なグループのファンですが、何回も観ちゃいます。全員カッコいい!」「ファンになりたてなんですが、数えきれないくらいMVを観にきています」といったコメントも見られたりしており、グループ結成前後からのファン以外にも楽曲が広く届いていることがうかがえます。

そして、配信音源では9つのサイトの23カテゴリーで1位を獲得。さらに、オリコンの「週間シングルランキング」で2位にランクインしました(※1)。Billboard Japanでも、「Top Single Sales」で2位、「Hot 100」で総合4位に入り(※2)、レコチョクでは「シングルランキング(週間)」で1位にランクインしています(※3)

デビューからまだ半年も経っていない新人グループなのにもかかわらず、次々と快挙を成し遂げ、彼らの勢いはとどまるところを知りません。

※1:https://www.oricon.co.jp/rank/js/w/2023-10-30/
※2:https://www.billboard-japan.com/d_news/detail/131125/2
※3:https://recochoku.jp/ranking/single/weekly

 

SKY-HIも高い熱量で紹介していた新曲「Carnival」の魅力とは


プロデュースを務めるSKY-HIも、「とにかくめっっっちゃくちゃいい作品です!」「"MAZZEL / Carnival"快作です!」とX(旧ツイッター)のポストで圧倒的な熱量を込めておすすめしていた今作。


初めて聴いたとき、私はまず、曲の要素のカラフルさに驚きました。というのも、今回リリースした「Carnival」は、重みのあるダークなHIPHOPをベースとしつつ、ジャズやスウィングなど、さまざまなジャンルの音楽的要素もギュッと一曲の中に詰め込まれた楽曲だったからです。歌詞の中に「型にハマるなんて論外」「期待通りどころかその期待の倍の倍」という言葉もありましたが、まさにその通りの楽曲。一度聴いたら「すでに抜け出せない」ほど底無しの沼のような引力を持ち、思わず何度も聴き返してしまう楽曲であるように思います。

1つのジャンルをしっかりと表現するのも大変なのに、これだけ複雑な構成でつくられた楽曲の世界観を、歌とダンス、表情で表現し切るとは。MAZZELの表現力の豊かさは、デビュー数年目のグループだと言われてもおかしくないと思います。

それから、デビューからの展開の速さにも驚かされました。デビュー曲「Vivid」はフレッシュな魅力の引き立つ爽快感ある楽曲でしたが、今作は上述のような音楽的背景を持った非常にクールな楽曲を発表したわけです。

グループが結成されてまだ1年も経っていない中で、そのような新しい角度からの高難度の表現に挑戦できるのは、多彩なバックグラウンドと個性を持つ8人が集まったMAZZELだからこそと言えるのではないでしょうか。

 
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