vol.71
ブラウンのマスカラ、今使うなら焦茶ではなく明るめブラウンが素敵

 

今回のテーマは茶色のマスカラです。左写真はしっかりカールさせたまつ毛に、焦茶色のマスカラを塗ったメイクの仕上がり。右写真はしっかりカールさせたまつ毛にオレンジブラウンのマスカラを塗ったメイクの仕上がりです。同じようにたっぷり2度塗りをしていますが、左はほぼ黒マスカラのようで少しぼてっと見え、一方右はしっかりブラウンみによって、抜け感がありつつも華やかな印象に。

 

焦茶色は重ねるとほぼ黒に見える。
たっぷり塗るなら明るめブラウンを


これからのトレンドとして、まつ毛はしっかり際立ててやや盛りぎみに仕上げるのが気分。とはいえ、抜け感も今っぽく仕上げるコツとして、以前紹介したように、しっかり締まる黒マスカラならさらっと仕上げくらいがちょうどいいバランス。では茶色のマスカラなら? 締まるけれど黒よりも抜け感の出るカラーとして愛用している人も多いであろう茶色のマスカラですが、実は色選びがカギ。
今の気分にフィットする、やや盛りまつ毛にするなら、茶色は茶色でもオレンジ方向の明るめブラウンを選ぶのがおすすめです。黒いまつげの上に塗っても色が暗くなりすぎず、オレンジみで軽やかさを出しながらまつ毛に存在感を出せるので、今のトレンドにぴったりなんです。焦茶をたっぷり塗ると、ほぼ黒マスカラ風で、抜け感がなくなりぼてっと仕上がるので、焦茶を使うならさらっと仕上げで十分なんです。

 

こちらは、しっかりまつ毛をビューラーでカールさせた後、焦茶色のマスカラをたっぷり2度塗りした仕上がり。まつげの存在感はありますが、ブラウンのマスカラに求める抜け感や柔らかさはあまり感じられないかも……。
 

 

こちらは、しっかりビューラーでカールさせたまつ毛に、明るいオレンジブラウンのマスカラをたっぷり2度塗りした仕上がりです。微妙な違いかもしれませんが、色の効果でたっぷり塗ってもぼてっと厚塗り感がなく、ほんのり赤みを感じる仕上がりに。存在感はあるのに、抜け感も両立していて今の気分にぴったりハマります♪

 
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