ギャルマインドって、「私は私」という“潔さ”、自分の好きなものを貫く“強さ”だと思うんです。そんなマインドを持った方に再びインタビューする機会がありました。俳優・ダンサー・シンガーソングライターとしてマルチに活躍する坂口涼太郎さんです。
坂口さんのファッション&メイクのお写真、さらにご自身のマインドについて書かれたポストをXでお見かけした瞬間、雷が落ちたんですよね。この方のお話を聞きたい! と思いオファーすることに。
夏しすぎて埃が積もった部屋を汗だくになりながら掃除した。途中からはもう水着で。これこれでアクティビティよな。袖がいらなすぎてTシャツの袖切ったり、外れたボタンつけ、靴下の穴縫ったり、欠けたお皿金継ぎしたり、生活とは終わりなきタスクの連続!生活する全ての人を尊敬するよまじで💐#お涼服 pic.twitter.com/4hWXyRWwGX
— 坂口涼太郎 (@RyotaroSakaguTw) July 30, 2023
おしゃれや料理やメイクが好きだと「女子力高い」と言われることがあるけど、それらの趣味は性別や年齢と関係ないものやと思うねん。TVの「女性が好きそう」「女性に人気」とかいう表現もそれが好きなそれ以外の性の人達がちょっとずつ傷ついてる気がするんよ。女子力も男らしいも徐々に辞書からぽーい pic.twitter.com/zZKn8816UH
— 坂口涼太郎 (@RyotaroSakaguTw) July 30, 2023
第1回 「容姿のコンプレックスだらけだった」坂口涼太郎が違いこそ宝物だと気づいた理由>>
第2回 「我が道を行くのは意外と孤独じゃない」坂口涼太郎が強く否定されても迷わなくなるまで>>
第3回 ジェンダー・平和・政治...「知るからこそ思いやれる」俳優・坂口涼太郎が社会問題を語る背景にあるもの>>
全3回、金言に次ぐ金言でしたが、中でも紹介したいのが、周囲の反応を恐れずに自分を表現するためのマインドをお聞きした第2回。いつも自分を表現することにまっすぐな坂口さんに、こんな質問をぶつけてみました。
「私もすごく派手な服とか奇抜なメイクが好きなんですけど、自分を開にしたいっていう気持ちと、でもなんかちょっと怖い……みたいな、自分を抑える気持ちってアンビバレントに存在するんです。目にラインストーンを貼ったりとかするんですけど、ちょっとやり過ぎと思われないかな? と不安になってしまうんです。そういった迷いを消し去るために、どうしたらいいでしょうか?」そこで返ってきたのがコチラ。
いやもう、これを聞いたとき、崩れ落ちましたね。す、すごい、この境地! 私ももっと早くこの考え方に出会っていれば。そっか、自分の好きな格好をした人に対して、けなしてきたり、嫌味を言う人の意見なんて、そもそも気にする必要ないんだって思えたんです。
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