料理上手にピッタリの資格もいろいろ!


そして、宅地建物取引士(宅建士)は「資格の登竜門的存在」と林さんはいいます。

「資格名の末尾に”士”がつくいわゆる”士業”は、法律に関わることなので、暗記するのが大変と思っている方もいると思いますが、丸暗記ではなくリーガルマインドを身につける学習です。

宅建士なら、大家さんと借主さん、それぞれの立場に立った『考え方』を身につける資格。つまり、リーガルマインドを身につけることです」(林さん)

宅建士は「資格の登竜門」的存在。写真:Shutterstock

このリーガルマインド、考え方が好きかどうか、向いているか向いていないかは個人差があります。

そのため、「宅建士を目指そうと思ったら、その前に『ビジネス法務検定2級・3級』で自分が法律系の資格に向いているのか試してみることから始めてみるのもいいかもしれません」と林さん。

 

確かに、宅建の勉強を始めたものの「私、法律苦手かも…」と気づくより、その前にわかる方が痛手は少なくて済みます。もちろん、逆もしかり。「私、法律系の資格、合ってるかも!」と楽しさを見出せるかもしれません。

3つ目のキャリアコンサルタントは2016年から国家資格化され、資格者だけが使える「名称独占資格」となりました。

「国を挙げて有資格者を10万人まで増やそうとしています。そのため、給付金も最大7割※支給されるので、会社員の方が目指しやすい資格です」(林さん)
※雇用保険の被保険者または被保険者であった方で一定の条件を満たす場合

この「教育給付訓練制度」は、ほかの資格取得時にも使えるので、雇用保険加入者は、忘れずチェックしてみてくださいね。

そのほかのおすすめ国家資格には一体どんなものがあるのでしょうか?