○月×日
朝食:ヨーグルトドリンク、柿
昼食:グアンチャーレ、ほうれん草入りトマトクリームパスタ
夕食:秋刀魚(さんま)の干物のグリル、納豆とオクラの梅和え、チョレギサラダ、大根のお漬物、ベーコンとニラ入りお味噌汁(写真)
 

脂ののった秋刀魚って、本当に美味しいですよね。しかし秋刀魚は北太平洋と日本海にしか分布していないそうで、ヨーロッパでは食べられません。実は以前、どうしも食べたくて、日本食材店で冷凍のものを買ってきたことがあります。しかし夫の反応が今ひとつだったため、それ以降は「わざわざ大変な思いをして買ってきてもなあ……」と、食卓にのったことがありませんでした。

ところが今回の一時帰国で、夫が秋刀魚の干物を2枚持って帰ってきてくれたのです!(フランスは20kgまでは水産物の持ち込みがOKとのこと)これは大事に食べなくては〜! と、和&アジアっぽい献立にし、秋刀魚を盛り立てることにしました。

納豆とオクラの梅和えに入れたオクラは、生のままカットして冷凍してあったものに、さっとお湯をかけて戻しただけ。よく水気を切って、納豆、鰹節、梅干しを叩いたものと混ぜ合わせるだけでOKなので、スピード副菜としてとても便利。

チョレギサラダも、レタス、白髪ネギ、戻したわかめにゴマをふり、醤油とごま油を混ぜたドレッシングをかけて海苔をプラスするだけなので簡単です。

もちろん新鮮な生の秋刀魚には勝てませんが、久しぶりの味に大満足でした!

現在我が家は、日本の美味しいものだらけ!

そんなこんなで夫がどっさり食材を持って帰ってきてくれたので、我が家は現在ものすごーく和食材充です! 定番の海苔や新米、乾物、ほうじ茶、鎌田醤油の出汁醤油、インスタントラーメン(我が家はラ王、中華三昧の酸辣湯麺を必ず)といったものから、初めてトライする無印良品の限定「ぶりと柚子のごはん」(炊き込みご飯の素)まで、とにかく色々。(写真をもっと大きくしたい!という方は、私のインスタグラムにも掲載してますので、そちらを見ていただけたら)

これらはほぼ全て私が、リストにしてお願いしたものでして……何も考えず「あれもこれも」と頼んでいたら、すごい量でした(汗)。文句も言わずに持ち帰ってきてくれた夫と、買い出しをしてくださった義理父母に、本当に感謝です。

 


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前回記事「フランス住まいでも定期的に食べたくなる「日本の国民食」とは?【パリ在住・井筒麻三子さんのおうちごはん日記】」はこちら

 
 
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