「作られたイメージ」を信じていることも


芸能人はイメージが大切なので、売り出すためのプロモーションとしていい噂、情報を流すことはあり得ます。
私たちは「自分が実際に接して感じたわけではないこと」でも、情報によって「そういう人なのだと信じさせられている」ところもあるのかもしれません。一昔前は、「アイドルはトイレに行かない」とまで思われていたこともありますしね。

時々、「芸能人の“世間で認知されている姿”とはかけ離れた言動による、ショッキングなニュース」が出てきます。
そのときは、先入観や希望的観測は捨てて、「まずは冷静に相手のことを見る」ことは大切。「“作られたイメージ”ではなく、本当はどういう人なのか」を考えたほうがいいでしょう。

 


「メディア戦略で作られた色眼鏡」に左右されることも


情報は時として、私たちに先入観を持たせます。さらに、私たちは意外と「色眼鏡で人やものを見やすい」ところがあるのです。
「人気があるから好き」「社会的に認められているから、ファンになる」というように、自分の「好き」という思いも、その色眼鏡によって生み出されることもあります。
「ブームが去る(メディアでの露出が下がる)とファンも減る」ということは、よくあること。メディアに出るのが減ったら好きではなくなるなら、そもそも本当に好きだったのか……。
「みんなが『いい』と言っているから、いい」ではなく、日頃から自分の感性を信じて、「流されないこと」も大切なのですよね。

人付き合いでも、「第一印象が与える影響」が大きいように、一度ついたイメージの影響力は意外とあるもの。でも、「人は、変わります」。良くも悪くも。
たとえ過去にいい人だったとしても、今もそうとは限りません。もちろん逆も然りです。
だから、“今のその人”を見る必要があるのです。それについては、次のページで紹介します。