写真:Shutterstock

「白髪はきちんと染めたいけれど、白髪染めによるダメージはイヤ!」そんな人に今、人気の商品がインバスで使うカラートリートメントです。

カラートリートメントは、通常のトリートメントとして使用するだけで少しずつ白髪を染めあげます。基本的にケア成分なので、繰り返しの白髪染めで起こりやすい髪のきしみや乾燥、細毛を気にすることなく使用できます。そのため、特に注目度の高いアイテムとして、この数年で各メーカーから積極的に販売されるようになりました。

反面、通常の白髪染めに比べると染まり具合は非常に穏やか。数回の使用で徐々に染めていくので、1~2回の使用では正直、薄染まりな印象です。そのため数日間の継続使用がマストで、その後も薄くなったらまた数日は使用する、を繰り返すことが必要です。

私自身は“白髪染めスパンを引き延ばすチャレンジ”を日々行っているため、カラートリートメントの使用には随分と慣れてきました。でも、やはり薄染まり感は気になります……。そんなとき、ある美容家の方からおすすめされたのがHANA ORGANICのカラーブースターです。

 

カラーコンディショナーに
混ぜるだけで深く色が浸透 


もともとHANA ORGANICには白髪を染めるカラーコンディショナーが販売されています(カラートリートメントとカラーコンディショナーは基本的に同じ効果です)。天然由来率95%、ジアミン色素無添加の優しい着色成分は、デリケートに傾くミドル世代の頭皮と髪にとても優しいのが特徴です。

その後、2023年に登場したのがカラーブースターで、先ほど紹介したコンディショナーに混ぜて使用します。色素成分が髪のより奥深くまで浸透するため、染まりが穏やかといわれるカラーコンディショナーでも、一回の使用で濃く深く着色するという優れものです!

手前がカラーコンディショナー。奥は染毛料補助剤のカラーブースター。HANA ORGANICカラーコンディショナー 180g ¥3300 同、カラーブースター 180g ¥2970/えそらフォレスト
 

カラーコンディショナー3(左)に対して、ブースター(右)を1の割合で混ぜます。

 

混ぜ混ぜ……。シャンプー前に、これを白髪の気になる部分からなじませます。

 

ちなみに、専用のカラーブラシ(¥330)も販売されています。写真のようにブラシに付けてから塗布すると、むらのない仕上がりになるのでおすすめです。

通常、カラートリートメントやカラーコンディショナーだけの使用だと「染まってから3日も経つと、また塗り直し……」という感じでしたが、こちらのブースターを混ぜると1週間ほど色持ちをキープできました。

これなら、「カラトリって面倒」と思う人でもハードルが一気に下がります。それに、白髪染めによる頭皮ダメージなども気にならないので、大人世代が抱える白髪ジレンマから解放されること間違いなし! 気になる人は、ぜひ、試してみて下さいね!

撮影・文/小澤佐知子
編集/國見 香


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