ご祝儀に「2万円」はアリ? ナシ? 論争に思うこと

「マナー」の正解がわからない! 初めて結婚式に出席したら「NGの嵐」に大混乱した話_img0
写真:Shutterstock

服装だけではなく、ご祝儀にもよくわからないマナーが。

ご祝儀について検索していると、“結婚式でとある友人からのご祝儀が「2万円」でした。細かく言いたくないですが、これって「マナー違反」ではありませんか?”という記事にこんな記述が。

そもそも、結婚式のご祝儀は3万円や5万円など、奇数の額を包むのがよいとされています。偶数は割り切れる数字のため、「別れやすい(分かれやすい)」といった表現を連想させるためです。そういった意味でみれば、2万円というご祝儀の額はマナー違反ともいえます。
——ファイナンシャルフィールドより

これを読んで、偶数=割り切れる=別れやすいを連想させるためNG、なんてマナーがあることを知りました。このマナーがXで話題になった時は、「(お札でなく数字的には)3万円も割り切れるけど」といったツッコミが殺到。確かに、ツッコミどころ満載のマナーです。記事の続きでこんな事が書いてあります。

しかし最近、2という数字は「ペア」を連想させるため、結婚式のご祝儀としてマナー違反ではないという考え方も出てきています。
——ファイナンシャルフィールドより

いやもう、なんでもありやん! 言ったもん勝ちぃぃぃぃぃぃぃぃ! と思わずつっこまずにはいられませんでした。もう本当に結婚式のマナーって、いちゃもん付け合戦でもしてるのか? って思うくらい、揚げ足の取り合いなんですよね。

 

「何とかを連想させる!」って、もはや森羅万象何にでも言えちゃいます。“結婚式マナークリエイト協会”とかいう闇の組織があって、毎年ノルマを達成するためにマナーを絞りだして世に供給しているとしか思えません。