節水効果、美容効果があるシャワーヘッド。宣伝やTVショッピングなどで頻繁に見かけ、気になっている方も多いのではないでしょうか。コロナ禍以降「家の中にあるものをアップデートして気分よく過ごしたい」というニーズにちょうどマッチしていて大ヒット商品になっています。我が家では「本当に効果を感じるのか」「贅沢なのでは」と購入を悩んでいましたが、替えてみたところ家族中が大満足したため紹介します！
毛穴より細かいファインバブルが「全身の毛穴汚れ」を優しく洗い流す
この製品の最大の特徴は、水道水に含まれる“浴在空気”を利用した独自構造により生まれる「ファインバブル」。マイクロサイズの気泡が「マイクロバブル」、ナノサイズのものが「ウルトラファインバブル」。この２種類を総称して「ファインバブル」とよびます。
毛穴や毛髪のサイズと比較するとファインバブルは微細なため、肌のキメに入ってしまった汚れや頭皮の毛根内にしっかり入り込むことが可能です。汚れと気泡はどちらも疎水性（水に溶けにくい、混ざりやすい性質）であるため、この２つが吸着し、泡の浮力でつまった汚れも浮かせて除去する仕組みです。
その他の特長としては、ファインバブルで洗うと肌の角層水分量がアップし、身体を温める効果があること。スキンケアはお風呂から上がってからするものですが、このファインバブルシャワーがあれば、お風呂の中からすでにスキンケアしているも同然なのです。
部位や目的に合わせた４つのモードに加え、節水効果も！
シャワーを浴びながら片手で操作が可能。ポイントジェット、ストレート、ピュアストレート、ミストの４モードがあり、私がよく使うのは細かい粒子で洗顔できる「ミスト」と洗髪時の「ポイントジェット」。「ポイントジェット」は頭皮にピンポイントで当たるのが爽快です。節水効果としては、水にファインバブルが混じると放出する水量が減り、水道・ガス料金が１年で約25224円もお得になるとのこと（MTGによる4人家族でのシミュレーションによる）。節約としては大きな額で、この差は侮れません。
愛犬家に朗報。自宅でのシャンプーでふわふわ。ファインバブルの洗浄効果は犬にも発揮される！
日本の家の密閉化や環境の変化により、アトピーなど皮膚疾患に苦しむ犬が急増しているのだとか。症状を抑えるための抗菌薬や抗菌薬入りシャンプーは存在するものの、ステロイドなどの副作用が生じたり、皮膚のバリア機能が壊れるので必ずしもベストな処置ではありません。そこで、ファインバブルと低刺激シャンプーで洗ってみたところ、皮膚バリアをキープしたまま菌が減少したそう。体臭やべたつきも気にならなくなったという検証結果に。皮膚疾患がない犬であってもファインバブルで洗うとしっかり汚れが落ちると同時に皮膚にうるおいも与えるため、使い続けることで毛並みが良くなり、毛質もフワフワになるようです。犬にもお財布にも負担なくケアできるとは朗報です。
バスタイムに求める「気持ちいい」「汚れを落とす」「温まる」が叶えられ、さらには「節約もできる」「スキンケアもできる」ファインバブルシャワー。 最初は少し重いかな、と思いましたが２、３回目の使用時には慣れてしまいました。また、一切頭皮ケアしていない方の頭皮をマイクロスコープで見たら汚れがまったく見当たらず、確認したらこの製品を使っていた、との話を友人から聞いたことも相まって、タイパギアとしてこのシャワーヘッドは最高なのではないか、と思っています。家族はゴシゴシこすらなくても汚れがおちること（あくまで体感ですが）と、お湯のまろやかなアタリ具合に大満足。悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
撮影・文／中田ゆき
編集／國見 香
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