40代・50代女性の考える防災グッズ！心を癒すプラスαのモノとは？

40〜50代のミドル女性が抱える悩みやリアルな本音を探る『ミドルエイジのほんとの本音』。

今回のテーマは「ミドル女性が思う、今こそ準備しておきたいプラスαの防災グッズ」についてです。
年明け早々に大きな地震があり、改めて災害時の備えの必要性を感じた方も多いのではないでしょうか？　必要最低限の物は準備している方も多いかもしれませんが、避難生活が長引いた場合それだけではメンタルを病んでしまう心配も。そんな時、これがあればなんとか切り抜けられそう、というモノがあれば救われるのではないでしょうか？　そこで今回はミドル女性の経験や知恵を活かした、プラスαで携帯したいモノを探ってみました。

※『ミドルエイジのほんとの本音』は会員数10万人の女性メディアmi-molletの読者コミュニティ〔ミモレ編集室〕から作る連載です。今回はメンバーのゆみが担当します。

あったら便利！　女性に優しい防災グッズ

女性の身の回りの持ち物は多岐に渡り、何を優先させるか迷いますよね。自分自身や周りの人の経験から得た教訓を活かして考えたモノのあれこれを聞いてみました。

本音その１
「ショーツの使い捨てはよく知られているけれど、最近はブラも出ています。なんとブラとショーツが3セット入りで990円！」
「ショーツの上におりものシート！　これで下着の汚れを防止できます」

避難所生活だと洗濯もままならない上に、仮に洗えたとしても女性用の下着を干すのは難しい場合もありますよね。そんな時使い捨てが出来れば助かります。不自由な生活でも自分自身の身体を清潔に保てているとイライラやストレスが軽減されそうです。

本音その２
「ドライシャンプー」
「普段使っている基礎化粧品と同じものを一式トラベルポーチに入れて保管。旅行する時の為に常備していて、災害時はこれをそのまま持って行くつもりです。」

女性は髪が長い方も多いので、長期間お風呂に入れないのは辛いですよね。体はウェットティッシュ等で拭けても頭皮はそうもいきません。そこでドライシャンプーの登場です。これがあると痒みも臭いも軽減されますよね。そして、普段から常に旅行用ポーチの中身を揃えておいて非常時にそれをそのまま持ち出す、というのは良いアイディアだと思います。食料と同じように使ったらその分を買い足して常に一定量を置いておくようにすれば劣化の心配もありません。

本音その３
「ゴムウエストのロングスカート」

避難所と言えばパーティション等の目隠しになる物がない場合も多くプライバシーの確保が難しいと聞きます。そうなると着替えもままならないですよね。そんな時、このウエストゴムのロングフレアースカートがとても便利、という意見もありました。これを頭から被ってその中で着替えることができます。あなたのクローゼットに眠っているゴムのウエストのロングスカート、今すぐ避難用バッグに入れましょう！

これがあると便利！ミドル女性の知恵を集結

避難生活であったら助かる！　というものも沢山挙げられました。これぞミドル女性ならではの生活の知恵！

本音その１
「皮膚科で処方してもらっているヒルドイド」
「スクワラン等の保湿油」
「ハッカ油」
「リップクリーム」
「ワセリン」
「消毒用エタノール」
「赤ちゃんのお尻拭き」

乾燥を気にする方が多数。季節にもよりますが秋冬の時期は特に乾燥が辛いですよね。そして唇は乾燥が特に激しい部分。唇の乾きを感じるとメンタルがやられるという人も。ハッカ油は万能で、避難所でマスクを装着して過ごす時にマスクに１～２滴垂らすと鼻の通りが良くなるとのこと。赤ちゃんのお尻拭きは肌に優しいので全身に使えて大人にも便利。また、消毒用エタノールも希釈して全身に使えるようです。

本音その２
「避難用リュックにストールを何枚か入れています」
「足首用の靴下」

ストールはおしゃれのためでなく雨除けや肌寒い時の羽織りに、また数枚を繋げてロープのようにして誰かを救出する際に使ったりなど、応用がきくとのこと。これは目からうろこですね。また、女性は冷え性の人が多いので、足が冷えると辛いですよね。夜も熟睡できない可能性もあります。そんな悩みを持つ人には足を温めるための靴下は必須のようです。

本音その３
「耳栓」
「イヤホン」
「帽子」
「日焼け止め」

これらはすべて周りの環境から身を守るものです。避難所での生活においては、耳栓で周りの音を遮断することもリラックス効果があるようです。夜眠れない時にも便利ですよね。また、帽子は髪の清潔さが保てない時に周りからの視線を遮るため、日焼け止めは日頃からシミ・シワの予防を心がけている人にとってはお守りのような存在のようです。いずれもあると安心できそうですね。