どこか、菩薩にも似た美しさ!

愛子さまの美しさに学ぶ、 実は美において最も重要なこと【齋藤 薫】_img0
昭憲皇太后没後110年、明治神宮へ初参拝された。 写真:代表撮影/ロイター/アフロ

学習院大学の卒業式での袴姿はとても印象的でしたが、その時のインタビューで春の柔らかい光がその人を照らしたときの何か神々しいような輝きは、さらに忘れることができません。ふと、天皇即位のときのパレードで、雅子さまの笑顔に光が差し、やはり神々しく輝いていたことを思い出します。

愛子さまの美しさに学ぶ、 実は美において最も重要なこと【齋藤 薫】_img1
2019年5月4日、新天皇即位を祝う一般参賀。 写真:ロイター/アフロ

皇族の使命は、祈りであること……美智子上皇后もメッセージしているように、まさに祈っているときの心の状態のように、その姿を見ただけで心が穏やかになり、やがて幸せな気持ちになるような存在でありたいという意味でもあるはず。そして、愛子さまは既にその境地に達しているということなのです。
愛子さまが今まで見たこともないような美しさを備えているとしたら、それはきっと、どこか菩薩にも似た顔立ちのせいではないでしょうか。
 

 


菩薩とは“悟りを求める人”。 それも、自らの悟りだけを求めるのではなく、あくまでも広く人々の悟りの手助けをし、救済する人。まだ若く悟りの過程にありながら、それができる人を菩薩と呼ぶことも含めて、留学もせずに、早く人々の役に立ちたいと赤十字に就職した愛子さまとはなんだかイメージがダブってきます。そういう意味でも、やはり特別な役割を持って生まれてきた人なのだろうということを、そのビジュアルからも感じさせるのです。