柴咲コウ「クスッと笑っちゃうような滑稽さが人間のリアル」挑戦し続ける原動力は知らないことを学ぶ姿勢

最新作『蛇の道』では、娘を惨殺された男の復讐をなぜか手助けするミステリアスな心療内科医・新島小夜子を演じている柴咲コウさん。舞台はフランス、セリフのほとんどがフランス語という企画に、「だからこそやりたい！」と即答したというところに、柴咲さんのチャレンジングな人柄が垣間見えます。2016年に自身がCEOを務める会社「レトロワグラース」を立ち上げ、新たな世界に乗り出した彼女。俳優の仕事と同時並行しながら、世の中の様々な課題に取り組む「モノづくり」に挑む彼女を突き動かすのは、いったいどんな思いなのでしょうか。

柴咲コウ Ko SHIBASAKI
NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」(17)で主演を務め、近年では『沈黙のパレード』『月の満ち欠け』『Dr.コトー診療所』(22)、『君たちはどう生きるか』『ミステリと言う勿れ』(23)などの話題作からヒット作まで多くの映画作品に出演。また、音楽活動では全国ツアー『柴咲コウ CONCERT TOUR 2023 ACTOR'S THE BEST』(23)を開催するなど、俳優、アーティストとして幅広く活躍を続ける。