こんにちは、エディターの昼田祥子です。

捨てて人生が変わる。それは詰まるところ「捨てて思考が変わったから」なんですけれども、改めて、自分の思考が昔と180度変わっていることに気づくことが多々あります。

手っ取り早く「欲しいものを引き寄せる方法」を実証!やりたい仕事があるなら、仕事のものを捨てる!【エディター昼田祥子】_img0
 

例えば、「失敗」という概念について。
昔の私は、仕事での失敗を一番に恐れていました。上司に怒られ、取引先にクレームを言われ、そういう経験は何度もあります。ですからいかに失敗しないようにしていくかを毎日考えていたんですよね。

それが今は……
ぱっと振り返っても「失敗した経験」がここ数年ないのです。あれ? どうしてだろう? そうか、私の「失敗」の概念がガラリと変わっている……! 今の私は、「失敗=次にやりたいこと」という捉え方になっているんですね。過度に落ち込まないし、過去を必要以上にひきずっていない。
 

 


さて、ここで考えて欲しいのです。「失敗にビクビクしている人の人生」と「失敗の概念がなくてやりたいことに動ける人の人生」。まるっきり違うと思いませんか? だとしたらどっちがいいですか?という話。どっちが正解かではなくて、どっちの人生を歩みたいですか?

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間違えないでいただきたいのは「捨てること」はゴールじゃない。捨てた後も人生は続くのです。じゃ、その人生をどう生きたいのか? この先どんな人生がいいのですか? 分からないから捨てるのです。捨てて人は花開く。ということで「捨てる」と「思考」の関係性を私なりに紐解こうと、NHK文化センター守口教室で講座をやらせていただくことにしました。捨てられない私を卒業し、受け身の人生から、やりたいことを叶えていく人生へ。これまでにない熱量で(!)お届けしたいと思っています。ぜひオンラインでお会いしましょう(詳細はこちら)。

さて、今日の本題、「捨てて人は花開く」。
これは私だけの話ではなく、そばにいる友人や家族の人生を見ても本当にそうなのだと確信しています。私が欲しいものを引き寄せるように、友人たちもまたそれぞれに捨てて欲しいものを引き寄せています。


具体的に話しましょう。グラフィックデザイナーA子さんの場合。

A子さんは私の本を読んで「自分の人生をつまらせているもの=10年以上前の仕事の本」だと直感的に思ったそう。捨てるべきはこれだと。
「その昔仕事で作った雑誌が山のようにありました。できないなりに成長できた場所でもあったのでなかなか捨てられずにいて。気づけば開くこともない。あの頃とは違って仕事にある程度の自信もついてきたので、その区切りをつけたかったのもあります。過去頑張ったことよりも今頑張れてることに目を向けたかったので、思い切って捨てました。捨てた瞬間の寂しさはあったものの、ものすごくスッキリしました」

するとA子さんがこれから増やしたいと思っていた「書籍のデザイン依頼」が新規で舞い込んできたのです。これぞ捨てて引き寄せる! 

思ってもみない方向から欲しいものはやってきます。半年前、「書籍のデザインがしたいんだよね〜」と遠い目をしていた彼女はどこへやら。今や書籍を数本抱える人気デザイナーにシフトチェンジしてしまいました。すっごく楽しそう!

なぜ引き寄せられるのか? そのメカニズムを解説したいところですが、長くなりますから講座でお話しましょう(笑)!

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さて、あなたの今の仕事。自分のやりたいことの“ど真ん中”でしょうか。本当はこういうジャンルのものをやってみたい。もう少し違う方向性のものをやってみたい。雑誌ベースから書籍ベースのデザイナーへと比重を変えたA子さんのように、職業を変えるのではなくて自分の興味のある方向へと駒を動かせたら最高じゃないですか。

A子さん同様に自分がやりたい方向の仕事を引き寄せた例として、ライターB子さんの話をご紹介します。