考え方は、寄せてあげるブラや、くびれたウエストを作る補正下着と同じ。

【齋藤 薫・美容医療の要らない人生を考える① 】“こんなふうに上がればいいのに”が叶う。テープを貼るだけで、糸リフトと同じ効果?_img0
詳しい貼り方はこちらをチェック。©️斉藤オフィス

かくして、どこに貼っても見えないフェイステープが存在することは、それこそ美容医療のいらない人生を約束してくれるはず。つまりそういうものがあること、そういう方法があると言うことを知っているだけでも、未来のイメージがちょっと変わってくるのではないでしょうか。
 

 


実は私自身も、取材を機にこのテープを知って以前から試していたものの、もっと若い頃には、それほど必要性を感じなかった上に、今思えば上手に貼れていなかったこともあって、正直続かなかったりしましたが、今改めてこれがあって心底助かったと思っています。

そもそもテープをあちこち貼って、たるみを持ち上げているなんて滑稽と思うかもしれないけれど、実際やってみた時の、自然なのに何だか若い自分の顔印象に、テープリフトへの認識を改めるはずです。要は寄せてあげるブラやくびれたウエストを作る補正下着と同じ。

何しろ、顔全体のたるみも、法令線も、ゴルゴラインも、輪郭の崩れも、口元のもたつきも、アイバックなどの目元の衰えも、もちろん目尻のシワも、そして首のシワも、二重あごも一様ににテーピングでき、明らかに目立たなくすることができるのだから。加えて皮膚を引っ張るからキメも細かく見えるし、少し肌色も明るく見える……。慣れてくるほどに面白くて面白くて、自分の若い顔作りにはまっていきます。