「私だって」はしばらく禁句
とはいえ、過ぎたことは過ぎたこと。今は、これからどうすればご主人の気持ちをなだめることができるのかを考えないといけないですよね。
ご主人の様子を見ながらですが、実家で起きたことを改めて謝り、ご主人の気持ちを聞く場を持ちたいですね。「本当はもっと働きたい」「家事分担に不満がある」「主夫であることを他人にからかわれるのが辛い」……きっといろいろなモヤモヤを抱えていて、身内にはある程度察してほしいと思っているのではないでしょうか。
また気を付けた方がいいのが、「“私だって”はしばらく禁句」ということ。
もしご主人の不満を一方的に聞いたら、きっと「私だって大変なのに」という思いが強くなるはず。私だって仕事が忙しくて必死なのに、家計を支えているのは私なのに、私だってあんな家事・こんな家事をやっているのに……。そんな「私だって」をご主人にぶつけたくてなってくるのではないだろうかと想像します。
しかし、きっとそれはご主人も分かっているはず。働く大変さへの理解、2年前まで家事の大部分を担ってくれていたアケミさんへの感謝の気持ちはきっとあります。ただ今は、積み重なったご主人のモヤモヤを昇華させてあげるタイミング。
お互いの大変さを持ち出して「大変マウント」をしはじめたらキリがありません。それは、もっとお互い冷静なときに「家事分担の見直し」としてやることにして、まずはご主人の気持ちを受け止めてあげてほしいなと思います。
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作画/Sumi
構成/山本理沙
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